韓国側の主張
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「韓国海軍レーダー照射問題」の記事における「韓国側の主張」の解説
韓国側はYouTubeの動画にて自国の主張を公開している。以下はその要約である。 広開土大王が漂流していた北朝鮮の遭難船に対する救助作戦を実行していた際、日本の哨戒機(P-1)が低高度で進入し、威嚇飛行をした。その際、P-1は広開土大王の150メートル上空、500メートルの距離まで接近した。 日本側は国際民間航空条約および日本国の航空法を引用してP-1の飛行高度(150メートル)は国際法上問題ないと主張しているが、国際民間航空条約は民間機に適用される条約であり、軍用機には適用されない。それゆえ、日本は国際法を恣意的に歪曲して解釈している。 広開土大王は遭難船舶救助のために探索レーダーだけを運用していた。仮に韓国側がP-1に向けて火器管制レーダーを照射したならば、P-1は即座に回避行動をするべきだったにもかかわらず、レーダー電波を探知したことを確認しながらも広開土大王に再度接近する異常な行動を見せた。 P-1が試みた無線交信内容は雑音が激しく、明確に聞こえなかった。 日本側が主張する火器管制レーダーの証拠があれば、実務協議で提示すればよい。 人道主義に基づく救助活動中の韓国海軍の艦艇に向けて威嚇的な飛行をしたことを日本側が謝罪するべきである。
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韓国側の主張
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 22:55 UTC 版)
メディアの主張 中央日報は「(日本側が)略奪や強制搬出した事実が確認されれば話が変わる」と主張、ハンギョレは「国宝級仏像は略奪物?」の記事で「返還拒否には流出の不法性を証明しなければならないが、事実上不可能との見解が優勢だ」と指摘、YTN局は文禄・慶長の役の際に仏像が流出した可能性が大きいと主張した。 韓国の大学教授らは銅造如来立像は神功皇后が、観世音菩薩坐像は倭寇(または豊臣秀吉)が、朝鮮から日本に略奪したと主張し、日本が返還を求めるならば入手経路を明らかにしなければならないという世論を形成していった。 瑞山市の主張 2013年2月、忠清南道瑞山市は日本への返還に反対した。 曹渓宗評議会の主張 韓国最大の仏教宗派曹渓宗瑞山市住持評議会は「文化財の不法略奪、不法流出、盗難経行為ついては、歴史的・時代的状況を遡及して適用すべきだ。窃盗団は法に従い厳重に処罰されるべきだが、仏像は過去の(朝鮮半島からの)流出経路が明らかになるまで日本に返還してはならない」としたうえで「調査の間は国連教育科学文化機関(ユネスコ)の仲介を通じて、遺物を第三国に預けることを検討すべき」と主張した。 韓国浮石寺の主張 窃盗された仏像を所有する忠清南道瑞山市にある曹渓宗の浮石寺(プソクサ)は、この仏像は元々は韓国の寺院浮石寺のものであり倭寇に略奪されたという理由で日本の寺院への返還を拒否している。また浮石寺は大田地方裁判所に返還差し止めの仮処分申請(有体動産占有移転の禁止仮処分申請)をし、裁判所は「観音寺側が仏像を正当に取得したということを訴訟で確認するまで、日本に仏像を返還してはならない」という決定を下した。 裁判で浮石寺は500年 - 600年前に倭寇が強奪した仏像だと主張する根拠を求められたが、「根拠を示す鑑定書は仏像を失ったときに、思い出すのが悲しいので捨てた」と主張し、根拠は提示できなかった。 2013年3月14日には持ち去られた浮石寺の僧侶と国会議員、市民団体ら6人が来日し、観音寺にも訪問したが、観音寺では門前払いとなった。浮石寺の僧侶らは記者会見で、観音寺側に来日前に知らせたにもかかわらず出迎えもないと批判し、「この問題の解決には日韓ともに偏ったナショナリズムにとらわれないことが重要だ」と述べた。 浮石寺の創建に登場する人物のマスコットキャラクターの人形や小型の仏像も持参したが、観音寺は「まずはうちの仏像を背負って一刻も早く持ってきて欲しい」として受け取らなかった。金額に換算すれば、このマスコット人形は850円であるのに対し、盗まれた仏像は数億円に相当する。 浮石寺は「韓国は日本に仏教や仏像を伝えました。それなのに日本人は寺を燃やし仏像を奪っていきました。過去の歴史を日本は認める姿勢はあるのかということです。返還して欲しければ略奪ではなく友好的に贈られたことを日本側が証明すべきだ」と語った。
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