鉄道車両でのグラスコックピット化とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 鉄道車両でのグラスコックピット化の意味・解説 

鉄道車両でのグラスコックピット化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 04:53 UTC 版)

グラスコックピット」の記事における「鉄道車両でのグラスコックピット化」の解説

画像提供依頼200系運転席写真鉄道博物館設置されている運転シミュレーターでも可)と その運転士支援モニタ同じく鉄道博物館運転シミュレーターでも可)の拡大写真画像提供をお願いします。(2016年1月ドイツ鉄道 ICE T運転台 JR東日本E531系電車運転台 JR東日本E233系電車京浜東北・根岸線1000番台)のディスプレイ拡大写真 JR西日本227系電車採用されタッチパネルLCD鉄道車両のモニタ装置」も参照 鉄道車両でも類似するものがあり、日本においては1982年登場した日本国有鉄道東北・上越新幹線用の200系車両において、初め運転士支援システムプラズマディスプレイ)が採用された。当時新幹線車両である0系運転席2人乗務していたが、当時国鉄財政赤字であった ため、新たに開業する東北・上越新幹線用の200系運転席には1人だけが乗務することになった。だが車両故障の際に確認行く人員が車両側から出せなくなるため、運転席上から故障確認する手段として運転士支援システム導入された。グラスコクピットとは程遠い代物であったが、日本の鉄道車両におけるグラスコクピット導入はこのシステム延長線上に位置づけられている。そして、1985年登場した新幹線100系CRT式モニタ装置ディスプレイカラー化され、その後モニタ装置普及に伴い1990年代以降表示デバイスLCD置き換えながら在来線車両にも広く普及した。ただし、速度計空気圧力計などの主要計器については、7セグメントディスプレイアナログ指針による表示方式存置している車両が現在においても大半である。 一方東日本旅客鉄道JR東日本)では、1995年登場したE2系E3系以降新幹線車両速度計LCDによる表示に置き換わったほか、在来線車両でも2000年代後半から導入されE231系近郊タイプ後期導入車)・E531系などでは、空気圧力計などの他計器もほぼ全てLCDによる表示統合された。これらのグラスコクピットは、TIMS(Train Information Management System)により構成されている。 JRグループ他社では、東海旅客鉄道JR東海)・西日本旅客鉄道JR西日本)・九州旅客鉄道JR九州)の新幹線車両300系500系700系800系N700系)において、JR東日本の新幹線車両同様のグラスコックピット導入されている。700系新幹線派生型車両である台湾高速鉄道700T型でも採用された。JR西日本では、在来線車両でも2015年登場した227系グラスコックピット導入されている。 私鉄では、小田急電鉄50000形VSE」が初めグラスコックピット採用した他社でも、西武鉄道相模鉄道東京地下鉄東京メトロ)などで採用例が増加しつつある。

※この「鉄道車両でのグラスコックピット化」の解説は、「グラスコックピット」の解説の一部です。
「鉄道車両でのグラスコックピット化」を含む「グラスコックピット」の記事については、「グラスコックピット」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「鉄道車両でのグラスコックピット化」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「鉄道車両でのグラスコックピット化」の関連用語

鉄道車両でのグラスコックピット化のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



鉄道車両でのグラスコックピット化のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのグラスコックピット (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS