野府記とは? わかりやすく解説

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やふき【野府記】

読み方:やふき

小右記(しょうゆうき)


小右記

(野府記 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/12 06:58 UTC 版)

小右記』(しょうゆうき / おうき)は、平安時代公卿藤原実資の日記。「小右記」とは小野宮右大臣(実資のことを指す)の日記という意味。全61巻。全文が漢文で書かれている。『野府記』(やふき)ともいう。


注釈

  1. ^ 上記以外の知られている異名として、『小野宮右大臣記』・『小野右府記』・『小右相記』・『小野宮殿御記』・『小野宮記』・『小記』・『後小野宮右大臣記』・『後小野宮右府記』・『後小野宮記』・『後小野記』・『後小記』・『実資大臣記』・『実資記』・『続水真記』・『野略抄』・『野記』などがある。
  2. ^ 氷室に蓄えてあったもの。当時氷は非常に貴重なものであった。
  3. ^ この年は降水量が少なく、仁海が祈雨法を修して雨を降らせたことで知られる。
  4. ^ なめてみたら極めて甘かったと記されている。当時はまだ砂糖がなく、甘味といえば水飴)か甘葛の煮汁ぐらいしかなかった。

出典

  1. ^ 清慎公記
  2. ^ 宇野俊一ほか編 『日本全史(ジャパン・クロニック)』 講談社、1991年、185頁。ISBN 4-06-203994-X
  3. ^ 『小右記』寛仁2年5月21日1018年7月6日)の記述より[注釈 3]


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