都市伝鬼・妖怪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/22 02:33 UTC 版)
「あなたの街の都市伝鬼!」の記事における「都市伝鬼・妖怪」の解説
ヨカ 「死ねばよかったのに」の都市伝鬼。白一色のワンピースを着ている。照れ屋で、思っていることと逆のことを言ってしまう。 落ち女 「笑う自殺者」の都市伝鬼。窓の外を落ちていき、下で何かが潰れる音がする。出雲は1日で18回も見せ付けられた。バレリーナのように片脚を広げて横回転しながら落ちたりもする。 生首 「冷蔵庫の生首」の都市伝鬼。何度扉を開けても消えることなく、そこに存在している。出雲の機転によりコトリの箱に吸い込まれるが冷蔵庫を開けると怒った表情で復活している。 メリー 「メリーさんの電話」の都市伝鬼。金髪と蒼い瞳を持ち、大きな鎌を隠し持っている。電源が入っていない携帯電話にハンズフリーで電話をつなげることができるが、電話に普通に応対するなど掟破り。口調も態度もやる気が無い。 マコ 「赤いマント・青いマント」の都市伝鬼で高校の七不思議の1つ。赤いマントを着た少女。「赤い舌・青い舌」、「赤い手・青い手」なども兼任している。学校だけでなく家のトイレにも出現することができる。 空飛ぶ二宮金次郎像 高校の七不思議の1つ。カウントダウンの後、ロケットのように煙を噴き出しながら飛んでゆく。 マリーネ・フロスライン 高校3年生。人魚と人との間に生まれた半妖。通称は「マリネ」。真夜中に学校のプールで泳いでいて「夜中のプールを泳ぐ人影」という七不思議候補の原因となっていた。自分を捨てた母を恨み、妖怪・伝鬼を丸ごと消すために出雲の手帳を破壊、編纂をやめさせようとした。しかし歌による出雲と舞佳の誘惑に失敗し、舞佳の説得によって親を追いかけることに決めて和解した。 ココ 三毛猫の猫又で、妖怪になったのはつい最近。尻尾が2本しかないのを見苦しく思っている。化ける際には少女の姿になるが実際は雄。化けた際には頭の上に猫の耳が出る。マリネが死にたがっているというのを他の妖怪から聞き、それをやめさせるためだけに猫又となった。マリネにつけられたなまえは「小々太郎」。 ポスター 高校の七不思議の1つ。アイドル研究会の勧誘ポスターのアイドルが絵から抜け出してくる。ずっと笑顔でいるのが疲れるらしい。 天井下がり 白い割烹着を着た少女。300年以上前から存在している。薬缶吊る・釣瓶落とし・茶袋など上から落ちてくる系統の怪異を兼任している。 枕返し 少女の姿をしている。一切言葉を話さず、伝えたいことはジェスチャーで表現する。 6ページ目を探す女の子 高校の七不思議の1つ。廊下に落ちた6ページ目のプリントを拾うと「6ページ目を持っているのはお前か」と叫びながら襲ってくる。拾ったプリントの番号は6だが、なくしたプリントは別のものであり、渡しても再び襲われる。ちなみに6ページ目は彼女自身が持っていたクリアファイルに挟まっていた。 ぬりかべ 500年くらい前に西の方で生まれたらしい。妖怪のまとめ役で頼れる姉御肌。白髪に紅い瞳の顔を壁に出現させることもできる。 くらら 高校の七不思議の1つ。音楽室でクラリネットを練習している。夜に音楽室に来たクラリネット奏者の前で上手な演奏をした後、交代するという怪談だが演奏は下手。 人体模型 高校の七不思議の1つ。大学から払い下げられた男型の完全分解型模型だが少女の姿をしている。裸でいるのが恥ずかしいらしい。 ダウジング ペンデュラムの重りの石の上に乗った少女。L字ロッドでも出現する。石を勢い良く回しすぎて目を回したりしている。「ゃぉ」しか言わない。 屋根の女 車の屋根に正座している女。隣に来た車の屋根に飛び移ったりしてくる。首なしライダーに捕まったが、首を取られた後も普通に首だけで話したりしている。 首なしライダー 赤い大型のバイクに黒いレーサースーツを着ている。走っている車の扉を開けて乗っている者の首を取ろうとしてくる。ボンネット上にいた屋根の女を捕まえた後、彼女の首を取った。 清水 総璃(しみず さとり) 旅館「清水屋」の女将であり、その正体はサトリ。背が小さく、子供に見える。人を驚かすことなく人と暮らし続けてきたためにサトリの力をすり減らして消滅の危機にあった。しかし旅館のオーナーである夫以外の人間に編纂されるのを断ったため、出雲達が本を求めて埋蔵金を探すことになる。箱の中にあった、過去にオーナーの編纂した本を寄稿されたことによって消滅せずに済んだ。 夜雀 白いパーカーにスカートを穿き、黒い眼鏡をかけた少女。背中に黒い翼がついている。怖がりで夜は出歩けず、他の妖怪も避けている。鳥目でもあり、強い光に照らされるのも苦手。ダイダラボッチの言いたいことがわかる。 ダイダラボッチ 赤城山の地下にいる。出雲の首から下を埋めるなど悪戯好きで、手と指の動きだけで言いたいことを伝える。編纂に関してはどうでもいいらしい。教授の知り合い。 徳川埋蔵金 赤城山に埋まっている箱。漆塗りで徳川家の家紋が彫り抜かれている。人々の望みを好き勝手に反映し、中には箱を開けた人物の望むものが入っている。総璃を助けたいオーナーが開け、中に入っていた本は出雲に寄稿された。込められた力が大きすぎて自我は構築できなかったらしい。
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