都市住民の反都市主義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 07:05 UTC 版)
「オクシデンタリズム」の記事における「都市住民の反都市主義」の解説
詳細は「ニコラ・コルジェヴィッチ」を参照 近代都市への攻撃は、都市生活者の創作物として都市内部から生まれることが多い。典型例はニコラ・コルジェヴィッチ(英語版)である。彼はサラエボのシェークスピア学者で、ロンドンやアメリカに住んだ経験もあり、流暢な英語を話した。サラエボはバルカン半島で最もコスモポリタンな都市 ―― 多人種が集う世俗的都市にして、図書館・大学・カフェで有名な、教育と貿易の都市 ―― だったが、1990年中頃に彼は「民族浄化」と民族国家の復活の名の下に、サラエボ砲撃を命じて炎上させた。コルジェヴィッチは1997年1月16日に自殺を試み、ベオグラード病院で一週間後に死亡した。
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