逆逆警察
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 04:57 UTC 版)
「ひみつ×戦士 ファントミラージュ!」の記事における「逆逆警察」の解説
今作における悪役。イケている人を「逆逮捕」し、イケナイヤーを作り出す存在。「サカサマ帝国」からの刺客であり、イケている人を見つけると「〇〇罪!」(罪名は「激ウマスイーツでみんなを喜ばせ過ぎ罪!」など長々とした表現)と勝手に決めつけて、逆逮捕してしまう。サカサーマ様を除いた署員たちは全員アルバイト。アジトである「逆逆警察署」は上下が逆様になっており、天井が下になっている。 ギャンヌ署長 演 - 石田ニコル 逆逆警察の署長。29歳。 リーゼントヘアの婦警で、制服と私服が半々になっており、「ぎゃくぎゃくけいさつ一日一逆」と書かれたタスキをよく掛けている。 怠惰な性格ゆえに人間界にはあまり出向かない。サマー署長がいる間は副署長になる。 容姿がそっくりなママンヌという名の母がおり、彼女に心配をかけないよう彼氏ができたと嘘をついたこともあったが、実際は彼氏はいない。 また、リーゼントヘアには、「弱い自分を隠すため」という意味合いがある。第24話にて雑誌の撮影があった時は、担当ディレクターがリーゼントヘアを否定したがために、断ってしまう。 その後、マギャク巡査がヒーローになる夢を叶えたのを目の当たりにし、第59話でもう一度モデルになるために頑張ろうとする。しかし、心の底から笑えないがために納得いく写真を撮ることができず、諦めて故郷に帰ろうと思い立ってしまう。しかし、ちょうどメイクさんに変装していたセイラにより、リーゼントヘアなしでも納得いく自分が作れることを知り、もう一度撮影に挑むことを決める。 その矢先、サカサーマ様の力でイケナイヤーに変異してしまうが、ファントミダイヤの活躍によって浄化され、さらにアリアリパフュームをもらって、母と同じくモデルになる夢を叶えた。 マギャク巡査 演 - 黒石高大 パワー派の巡査。33歳。 三つ編み髪と児童用帽子、名札(電光掲示)付きのスモックという幼稚園児のような服装が特徴的。 趣味は筋トレ。時給は5円。 基本的にアベコベ刑事とペアで行動するが、その服装を活かし単独で幼稚園に潜入したこともある。 第58話にて、実はヒーローに憧れて逆逆警察に入ったことが明らかとなる。彼自身は『"警察"だから正義を守れる』という軽率な理由で入ったが、ファントミラージュと出会ってから、内心では逆逆警察と自分の描いていたヒーロー像との間でずれを感じ始めていた。ひどい時は、寺に修行に行ったこともあった。 ファントミラージュの応援により、逆逆警察を辞める決心をした矢先、サカサーマ様の力でイケナイヤーに変異してしまう。しかし、ファントミラージュの活躍によって浄化され、さらにファントミクローバーからマモレルパフュームをもらい、俳優になる夢を叶えた。 アベコベ刑事 演 - ぺえ 頭脳派の刑事。年齢不詳(自称・永遠の17歳)。 ハンチング帽に灰色のトレンチコートという、いかにもな刑事スタイル。 サライのことは妹のように可愛がっていたが、彼女が浄化され逆逆警察を去った際は、とても寂しがっていた。 マギャク巡査、ギャンヌ所長と、ファントミラージュに浄化された末に夢を叶える中、第60話でギャンヌ所長のファッションショーのポスターを破り捨てようとしたところで、サキとサライに会う。他の2人と違い、自分には心から叶えたいと思う夢がないことに苛立ちが隠せず、この愚行に走ったことを打ち明けるが、元ドールイケナイヤーとしてアベコベ刑事を見てきたサライからファッションに関して詳しいことを指摘されて、自分の叶えたい夢に気づき始める。 その矢先、サカサーマ様の力でイケナイヤーに変異する。しかし、イケナイヤーになってもイケナイ攻撃「逆逆・原宿ファッション」で人々を喜ばしたことを目の当たりにして、「年齢、見た目、他人の意見に左右されず、自分らしく自由に生きたい」という本当の夢を見つける。そして、ファントミラージュの活躍によって浄化され、サキからハジマッチャウパフュームをもらい、装いはそのままに新たな道へと歩み始める。 サカサーマ様 演 - ダンディ坂野 逆逆警察たちの上司。 ファントミラージュによる人間界征服計画の妨害に業を煮やしている。 第51話まではグラフィック姿で、グラフィックは前作のアイテム「あきらめストーン」を逆さにしたもの。第52話で1年間集めてきた「いけないパワー」で真の姿になり、逆逆警察のメンバーの前に現れた。サカサーマが真の姿になって以降、逆逆警察のメンバーと共にファントミラージュの正体を詮索している。 その正体は坂野ダンという名の人間で、幼いころに周囲から真面目さをからかわれて悩み、世の中の常識を逆様にしようと思い立った過去を持つ。ファントミラージュの活躍によって浄化されて正体を現した後、仲直りした。 サマー署長 演 - 大島美幸(森三中) 夏限定の署長。一人称は「おれサマー」。 アロハシャツにかき氷型の帽子、ドーナツの浮き輪を持って、手錠のレイを首にかけている。 レイを相手にかけることで、「メガイケナイヤー」に変えてしまう。いけないパワーを集めた末、第21話で逆逆警察から離れた。
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