逆進税
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/24 09:25 UTC 版)
累進課税とは逆に、所得が少ない人ほど税の負担率が高くなる租税を逆進税という。 ある税が逆進的かどうかは所得に対する税率で評価される。たとえば高所得者層が支払う税の総額が低所得者層の支払う総額を上回っていたとしても、低所得者の所得に占める税負担の割合が高所得者の負担割合より大きい場合、その税は「逆進的」であると評価される。そのような例としては、一般消費税や個別消費税(たばこ税、酒税)がある。 また、人頭税についても、所得の多寡にかかわらず人間単位で同じ税額を課すものであるため、家計所得に対して逆進的に作用するとの説明がされることがある。
※この「逆進税」の解説は、「累進課税」の解説の一部です。
「逆進税」を含む「累進課税」の記事については、「累進課税」の概要を参照ください。
逆進税と同じ種類の言葉
- 逆進税のページへのリンク