記号の見本
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 17:39 UTC 版)
アディンクラ記号53点と意味の記録を示す。 記号とその意味番号記号の名前意味備考、関連の記号1 Aban 2階建ての民家、城 かつてはジャーマンの王にのみ着用が許された模様 4 Adinkira 'hene アディンキラの王 すべてのアディンクラの模様の「長」(おさ) 8 Agyindawuru agyin の木材で作った木鐸(ぼくたく) 同名の木の樹液をしぼって鐘に溜めると、精霊を慰める音色がするという Akam 食用の植物、おそらくヤムイモ 9 Akoben 戦いのラッパ 12 Akoko nan tia 'ba, na nkum 'ba ひよこを踏みつけていじめるめんどり。殺しはしない 13 Akoma 心臓の真ん中に十字 (空欄) No. 13 14 AKOMA NTOSO つながったハート2つ 18 Aya シダ(羊歯) 隠喩として「お前など怖くない」「お前の命令は受けない」を指す。着用者はその意思を主張することもある 20 BI NKA BI 他人を批難してはならない 23 DAME-DAME 双六(すごろく)の名前 知性と頭の良さの象徴 25 Dono ドノ族の太鼓 26 Dono ntoasuo ドノ族の太鼓が2つ 27 Duafe 木製の櫛 28 Dwenini aben 小羊のツノ 30 Epa 手錠 34 Fihankra 円筒状の家 35 Se die fofoo pe, ne se gyinantwi abo bedie フォフォオの黄色い花は、ジナントウィの種は真っ黒になるべきだと主張する ボノ族の伝承。木綿の布に同名のデザインがある。嫉妬深い人の象徴 37 Funtunfunefu Denkyemfunefu 双頭のワニ どちらの首も同じ胴に繋がるのに、それでも餌を奪い合う 38 Gyawu Atiko Gyawu の後頭部 ジャーマンの副首長ジャウ(Gyawu)は後頭部をこのように剃りあげて Adae Kesse の儀式に出席した 39 Gye Nyame (ジェ・ニャメ) 〈神を除いて〉または〈神だけが〉 41 Hye wo nhye 陰口を言った者には相手の痛みは伝わらない 44 Kojo Biaden 47 Papani amma yenhu Kramo (大勢の)人が善行をやめると、本物の Mohammedanが誰なのか、わからなくなる ムスリムの人々は地域社会で善行を積もうとする。ところが宗派が違う者たちまで善行に目覚めたものだから、行いだけではムスリムかどうか見分けがつかなくなった 49 Kuntinkantan 曲げて広げる 「自慢するな、礼儀を守れ」 50 (空欄) ヨーロッパ人の記述の転写 番号なし Kwatakye atiko Kwatakye の後頭部 Kwatakye はさるジャーマンの王に仕える武将で、髪型をこのスタイルに整えて Adae Kesse の儀式に出席した 番号なし Mmrafo ani ase ハウサ族の男の身体装飾。体に焼きごてを当てたケロイド 55 Mmra Krado ハウサ族の使う錠前 56 Musuyidie 悪魔除け あるジャーマン王は、毎晩この模様を染めつけた布を敷いて寝た。毎朝めざめると、この布を左足で3回、踏んだ 58 Mpuannum 5つの房(髪の毛) 62 Nkonsonkonson 鎖 63 Nkotimsefuopua 王母の召使いには、この髪型の者が数名いた。 swastika に似ている 66 Nkyimkyim ねじった模様 68 Nsaa ンサ族の布に同じ名前の模様がある 69 Nsirewa 宝貝 70 Nsoroma / Nsoromma 空の申し子/天国の申し子 (ことわざ)「天の星が至高の存在であるように、私は神の御心に頼り、自分の意思に従ったりしない」 71 Ma te; Masie (あなたの言葉を)聞いた、それを隠した 自己防衛能力を讃美 番号なし Nyame, biribi wo soro, ma no me ka me nsa 天にまします神よ、どうか我が手で触れることをお許しください 74 Nyame dua 空の神のツノ 76 Nyame nwu na ma wu Nyame が死ぬのを見届けるまで、生き延びねばならない 番号なし Obi nka obie 名目のない反抗など私はしたことがない 84 Ohene niwa 王の小さな目(に入る) 王に目をかけてもらう 85 Ohen' tuo 王の銃 86 Kodie mmowerewa 鷲のかぎ爪 96 Sankofa 振り向いて手に入れろ 97 Sankofa 振り向いて手に入れろ 98 Sepow 男の頬を貫くナイフ ある男は王に呪いをかけないよう処刑されかけた
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