親族や関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 15:11 UTC 版)
富士山 幸代(ふじやま さちよ) 健作の母親で居酒屋「酒処 富士山」を経営している。夫が若い女性と家庭を捨てた後は女手一つで息子を育てている。見た目が若く美人。マコトを連れてきた息子に対して問題を起こさないよう忠告したり狼狽える一面もあるが、息子の友達にご飯を御馳走するなど優しい性格。風邪をひいて寝込んでしまった時に健作、紋二、マコトがそれぞれ作った見た目が最悪な料理も愚痴ひとつ言わずに食べたが、マコトの鍋には耐えられなかった模様。紋二からは度々「幸代さん」と下の名前で呼ばれている。 まゆみ 小学校時代の豊樹の家の家政婦で得意料理はカレーライス。顔は不細工だが、親が多忙で寂しい思いをしている豊樹のために一発ギャグやドリフの歌を教えたらしく、富士山に対してもご飯を作ったり彼らが遭難した際は、雨の中泥だらけになりながらも探しに行くなど優しい性格。後に家庭の事情で実家に帰ることになり、豊樹と富士山に別れを告げて帰っていった。 トモの両親(仮称) 両親共々娘に顔が似ており、特に父親は富士山と紋二に「クローン」と言われるほどそっくりで毛深い。父親は全国規模の花丸観光会社の社長であり、パチンコ屋の経営も手掛けている。娘に大量の小遣いを渡すなど溺愛している。家庭環境が複雑なマコトに対し、彼女の生活を助けるために雇って会社の寮に住まわせ、実の娘同然に可愛がっているなど彼女には感謝されている。父親は秋山のことを良く思っておらず、終盤では彼との喧嘩で娘が行方をくらましたことに取り乱し、秋山に厳しい態度を取っていたが、富士山達の協力と彼の誠実さを認めて娘を託した。10年後はマコトのほか竹下とも交流を深めており、2人と娘の子供達に10万円ずつあげようとするなど孫達を溺愛する祖父母となっている。 花丸 ヒロシ(はなまる ひろし) トモの兄でヤクザ。親分の娘を孕ませてしまったために実家から勘当されていたが、現在は親分の養子となって頑張っており、実家の家族とも和解した。富士山と秋山にトモの浮気相手と誤解されて殴られるもすぐに誤解は解け、秋山を気に入った。また、マコトには「ヒロ兄」と慕われており、彼もマコトを可愛がっていたようである。子供(トモの甥っ子)の名前は「竜一」。 後に親分の跡を継いで組長にまで出世したことが語られた。 秋山 勇三(あきやま ゆうぞう) 秋山と勇介の弟で三兄弟の末っ子。歳が近い上の兄2人とは異なり、まだ幼い。 竹下 直美(たけした なおみ) 紋二の中学生時代の同級生で、「ブス美」と呼ばれイジメを受けていたが、同じく人間関係が上手く行っていない紋二とは仲が良かった。高校生になって紋二と再会した時にはブスでは無くなっていた。単行本の一部では「竹内」と誤植されている。とある事情でアメリカに飛ぶが、帰国し桜田と三度再会を果たす。 10年後は紋二との間に子供も授かり、子供は夫にそっくり。トモの家とも交流を深めている。 影山 みゆき(かげやま みゆき) 影山の妹。幼い頃に失業の末にノイローゼとなった父親が家に火をつけたため、両親共々亡くなった。この出来事は影山の心に深い傷を与え、無敗で冷酷非情な白金東の絶対的な番長にまで変貌させたが、富士山との激闘の末に幻影として現れ、兄を優しく諭した後に消えていった。 アキ 桜東高校の生徒で、勇介と通学の電車が同じだったことから彼に想いを寄せられていた女性。ギャルっぽく容姿端麗。ヤンキーファッションでラブレターを渡した勇介を「時代遅れ」と馬鹿にして相手にしていなかったが、衰弱した野良猫を引き取って育てているなど優しい性格の持ち主のため、勇介は馬鹿にされても想いを寄せていた。彼氏に借金の代わりとしてヤクザに売られてしまうも勇介達に助けられたことで彼に惚れ、ヤンキーファッションを「近くで見ると意外とカッコいい」と褒めて付き合うようになった。 卒業後もしばらく勇介と付き合っていたようだが、破局してしまった模様。 アケミ 富士山と紋二がバイトしたゲルググ石油を父親に代わって営んでいる女性。美人だが気が強い。三島との間に子供が出来ており、彼がマグロ漁船から帰ってきたタイミングで結婚した。その後は無事に子供を出産し、夫と幸せに過ごしている。
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