被害の種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 09:50 UTC 版)
一部の事例はネットいじめの種類と重複している。 ウェブサイト内での嫌がらせ。SNSでストーキング対象者の写真を晒す。 Webサイトの評価をする無料サービスを悪用して、ストーキング対象者のWebサイトの評価が悪くなるように工作(警告等表示)して、それを元に印象操作を行う。 SNSでストーキング対象者のデマ(悪い嘘の噂)を流す。名誉毀損、信用毀損等。 SNSで被害者に付き纏って嫌がらせを繰り返して被害者の怒りの反応を引き出す。怒りの反応の中に犯罪に該当しそうなものがあれば警察に通報したり被害届を出すことをストーキング仲間で繰り返して逮捕させようとする。 ストーキング対象者が書き込んでいるウェブサイトを検索エンジンで根こそぎ探し出し、そこに誹謗中傷などを書き回る。或いは、SNSに書き込む。晒す。 匿名掲示板などにストーキング対象者の誹謗中傷を書き込んだり、同掲示板の住人に嫌がらせを実施するように仕向ける。 ストーキング対象者が何らかの作品を公開していてその作品にレビュー投稿が出来る場合、嫌がらせ目的で低評価を投稿する。 ストーキング対象者の過ぎ去ったことに対しいつまでも追求し、延々と嫌がらせを続ける。 サイバーストーカーがストーキング対象者に成りすまし、ウェブサイトに第三者の反感を買うような発言を書く。 スパムの大量送信。 個人情報の暴露。また、それによる勤務先や学校などへの嫌がらせ。 性的嗜好などの個人の秘密事項に当たる事柄を集積・暴露する事で晒し物とする。 ウイルス技術などを活用してストーキング対象者のパソコンに侵入したり、インターネットサービスのアカウントを乗っ取る事で、更なる個人情報の収集や金銭・サービスポイント類の奪取、各種データの持ち出しや消去などによりストーキング対象者の情報資産の毀損を行う。 住所などを割り出して物理的なストーキングを行う。覗き・監視、汚物の撒き散らし、住宅の破壊や器物の損壊・窃盗、宅配ピザなど出前ものの大量注文など。住所特定まで至っている事例のうち、騒動の規模が大型化したものについてはYouTuberやニコニコ生放送の放送主(生主)が公開放送を前提にストーキング対象者への突撃取材を敢行する場合もある。多くは放送主側の単純な売名が動機であるが、一部には囲いと呼ばれる資金援助者が介在してドローンなどの高額な機材を用いた盗撮を行う場合もある。 本人や家族に直接的に接触して嫌がらせを行う。不特定多数の者が繰り返し接触してストーキング対象者を憔悴させる事で、(最終的には示談金の詐取を目的とした)直接的な暴力沙汰をストーキング対象者の側から起こすよう仕向けるなど。 上記に関連して、コミュニケーション上のトラブル、誹謗中傷、またそれらを「拡散したうえで忖度を行う」という囲い込み遊戯に不特定多数の者が関与する場合が確認される。
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