葬祭とは? わかりやすく解説

そう‐さい〔サウ‐〕【葬祭】

読み方:そうさい

葬式祭祀(さいし)。死者弔いその霊を祭ること。「冠婚—」


冠婚葬祭

(葬祭 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/04 13:38 UTC 版)

冠婚葬祭(かんこんそうさい)とは、人が生まれてから亡くなり、その後に行われるものまで含めた家族的催し物全般を指す言葉である。

概要

この言葉は、人間が生まれてから死ぬまで、および死んだ後に家族親族の間で行われる行事全般を指しており、元々は儒教思想の延長が含まれるが、今日では単に通過儀礼の一種だとして扱われている。4文字のいずれもが人生の節目及び死後の扱われ方を指しており、このいずれをも滞りなく行う事で一人前だとみなす思想もある。

なおこれらでは非日常的な催し物(イベント)でもある事から一時的に出費を余儀なくされる行事としても扱われ、特に突然に起こる葬式や、あるいは散発的にある結婚式では、専用の積みたて金融商品や互助会のような組織も存在しており、これらは結婚式場の運営のようなサービス業も見られる。

各々の意味

4文字の各々の意味は以下の通りである。

冠(かん)
成人式を指す。かつては15歳の元服に由来し、を頂く(社会的な役職参政権を得る)の意味を持つ。今日の日本では飲酒喫煙の法的制限がなくなる事くらいにしか認識されていないケースもあるものの、明治時代大正時代までは長子の元服ともいうと、その家の社会的地位によっては親類縁者から祝いの品がやり取りもされたという。今日でも親類・縁者などの成人式ともなるとお祝いの品などを送る事から、一般の家庭では出費を意味しているが、今日では一般にて余り高価なものをやり取りしないため、言葉だけが残っている部分がある。
婚(こん)
結婚式のこと。これを祝う者からの贈り物や祝い金(祝儀)のほか、披露宴を行う側にとっても祝宴の開催や引出物の提供など多大な出費もあり、また様々な風習宗教的理由も含んで儀式内容も多様である事から、専門化したサービス業者も多い。ただ日本では近代化に前後して形骸化も著しく、宗教行事的な側面は減じられているケースも多く、人前式といった形式も見られる。
葬(そう)
葬式のことだが、遺体の納棺から葬儀火葬納骨までを一連のサービス業者が取り扱う業態が発達している。また人の死は予測出来ない場合も多い事から、突然の葬式に対応し顧客を獲得するため葬儀会社では医院との連携も見られる。こういった活動は故人と遺族ないし残された知人との別れの儀式であるが、後述の祭(さい:まつること)のように葬式の日から起算して日取りが決定される行事もあるため、その日付を記念する意味合いも持つ。
祭(さい)
先祖の霊をまつる事全般をさす。法事お盆など様々であり、これらは予定行事として扱える部分もあるため、上の三つに比べると準備が行いやすい。その一方で祖先の霊をまつる事は様々な様式化・儀式化がみられ、これに沿って「正しく祭る事」が求められる部分も見られ、殊更礼服などの重要度が増す部分である。
これらは祖先の霊をまつる事で人を集め、一族縁者の絆を深めて繁栄を目指すという、広義の同様の行事である。お盆などに帰省して祖先の参りをする人も日本にはまだまだ多く、これが日本人的なメンタリティの一部ともなっている。

関連項目


葬祭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 05:19 UTC 版)

烏桓」の記事における「葬祭」の解説

屍体納めるのに用いられる死んだ当初哭泣するが、葬儀ときには歌舞によって死者送り出す充分に肥らせておいたを、彩りのある綱でつないで死者乗っていた馬やその着物生前装飾品一緒にまとめ、それらに火をかけて火葬する。特にそのは、死者神霊(魂)を護って、赤山まで導いてゆく役目を負わされている。埋葬の日には、夜になると親族古なじみたちが集まって車座になり、と馬を引いて順番にその座を回る。歌ったり哭したりしている者たちは、肉を投げてやったりする。死者の魂が険阻な所をまっすぐ通り抜け、悪い精霊たちに邪魔をされず、無事に赤山行きつけるよう2人の者に呪文唱えさせる。それが終わると、と馬を殺し衣服一緒に焼く。彼らは鬼神敬い天地日月星辰や山川祭り死んだ大人のうちで武勇誉れ高い者にも、同様に牛羊を捧げて祭る。祭りが終わると、奉げものは全て焼いてしまう。飲食をする場合には、まずその一部神々への捧げものとする

※この「葬祭」の解説は、「烏桓」の解説の一部です。
「葬祭」を含む「烏桓」の記事については、「烏桓」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「葬祭」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「葬祭」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「葬祭」の関連用語

葬祭のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



葬祭のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの冠婚葬祭 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの烏桓 (改訂履歴)、挹婁 (改訂履歴)、高車 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS