葬礼競技
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 13:34 UTC 版)
ペリアースが死んだ翌日、イアーソーンは彼のために葬礼競技を開いた。アルゴナウタイがこれに参加し、2頭立ての戦車競走でエウペーモスが、拳闘でポリュデウケースが、槍投げでメレアグロスが、相撲でペーレウスが、短距離走でゼーテースが、長距離走でカライスが、自由闘技でヘーラクレースが、それぞれ優勝した。しかし、4頭立ての戦車競走では、アプロディーテーの薬草によって狂わされた馬たちが、シーシュポスの息子グラウコスをむさぼり食うという事件が起こった。なお、カリマコスによれば、徒歩競走で勝ったのは女狩人のキューレーネーだったとする。 イオールコスの民はペリアース殺害に怒り、イアーソーンは王位をアカストスに譲った。アカストスはイオールコスの住民とともに父親を葬り、イアーソーンとメーデイアを追放処分とした。
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