古代ギリシャのスポーツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 09:36 UTC 版)
「スポーツの歴史」の記事における「古代ギリシャのスポーツ」の解説
古代ギリシャでは、すでに広範囲にわたって、レスリング、競走、ボクシング、やり投げ、円盤投げ、戦車競走など多くのスポーツが行われていた。 紀元前1700年から紀元前1400年ごろのクレタ島では戦車競技やレスリング、ボクシング、ダンス、雄牛跳び、狩猟などが行われていた。紀元前1600年ごろのミケーネでは戦車競技、弓射、やり投げ、乗馬、雄牛跳び、狩猟、球戯などが行われていた。また、英雄の死を悼む葬礼競技が行われた。これらの競技会が次第に整備されていき、後の祭典競技が生まれる一因となった。 紀元前8世紀には、ペロポネソスのオリンピアで4年毎に競技会が開かれた(古代オリンピック)。このほかコリントのイストミア競技会、デルポイのピュティア競技会、ネメアのネメア競技会という4大競技会をはじめ、ギリシャ各地で競技会が行われた。競技会は単にスポーツイベントというだけでなく、古代ギリシャ人の優越性を表現し、自らのアイデンティティを確認するものであった。
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