古代ギリシャのミクソリディア旋法とは? わかりやすく解説

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古代ギリシャのミクソリディア旋法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/15 20:14 UTC 版)

ミクソリディア旋法」の記事における「古代ギリシャのミクソリディア旋法」の解説

ミクソリディア旋法考え古代ギリシャ音楽理論由来する。古代ギリシャのミクソリディア旋法は紀元前7世紀詩人であり音楽家であったサッフォーによって考えだされた。 しかしながらミクソリディア旋法として古代ギリシャ人が考えたものは、現代旋法についての解釈とは非常に異なるものだったギリシャ理論では、ミクソリディア旋法(またはミクソ・リューディア旋法)は、古代ギリシャ・ヒポリディア旋法逆さまにした音階(または"オクターヴ種")を用いた。ディアトノン(diatonic genus、または全音階的ゲノス、ディアトニックのゲノス)では, これはパラメセー(paramése。ディエゼヴメノン(2番目と分離し4番目と連続する場合の、3番目のテトラコルド)の第一音)からヒュパテ・ヒュパトン(hypate hypaton。最低テトラコルドの最低音)へ下降する音階である。ディアトノンでは、1つ全音 (パラメセーからメセー(mése2番目のテトラコルドの最高音))は、結合し逆さまにされた2つのリディアテトラコルド(どちらも2つ全音下降の後に半音が来る)へ続く。 このディアトノンによる音階大雑把に言ってピアノの"白鍵"で上のロ音から下のロ音まで(あるいはB | A G F E | (E) D C Bと)弾くことと同じあり、現代ではロクリア旋法として知られているものである。(クローマティコン(chromatic genus、または半音階的ゲノス、クロマティックのゲノス)とエンハルモニオン(enharmonic genus、または四分音階的ゲノス、エンハルモニックゲノス)のテトラコルドそれぞれ短三度2つ半音組み合わせ、および、長三度2つ四分音組み合わせから構成されている。)

※この「古代ギリシャのミクソリディア旋法」の解説は、「ミクソリディア旋法」の解説の一部です。
「古代ギリシャのミクソリディア旋法」を含む「ミクソリディア旋法」の記事については、「ミクソリディア旋法」の概要を参照ください。

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