著名な担当事件等
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紀州のドン・ファン死亡事件2018年5月24日、「紀州のドン・ファン」と呼ばれていた資産家の男性が急性覚醒剤中毒で死亡した。 夫を毒殺した容疑を掛けられた未亡人の若妻は、メディアの取材の対応を佐藤に依頼。佐藤は、若妻をフジテレビ系「バイキング」のインタビューに応じさせた。2018年6月15日、坂上忍のインタビューの様子が番組内で放送された。若妻は、資産家との出会い、事件当日の様子、資産家と結婚した理由などを赤裸々に語った。佐藤は、若妻の事件への関与について「本人と会った時に、ぼくはやってないと思いました」「関与していない。まったく関与してない。これは本人の口から明確に申し上げる」と述べ、若妻を「バイキング」のインタビューに応じさせた理由を明かした。 2021年4月28日、新妻が資産家に対する殺人の容疑で逮捕された。2021年5月2日、レイ法律事務所は「一部のテレビでは、番組に出演するコメンテーター等の出演者が(若妻)氏の尊厳を著しく否定する発言をし、人権を侵害する報道をしています」と批判して、新妻に対する偏向報道、犯人視報道をしないようにメディアに依頼する文章を公表した。2021年5月19日、新妻が資産家に対する殺人の容疑で起訴された。 木村響子氏の代理人としてメディア対応窓口・誹謗中傷に関するロビー活動をし、侮辱罪の厳罰化等に尽力プレスリリース 自民党によるネット上の誹謗中傷に対応するための緊急提言 池袋の暴走事故遺族の松永拓也氏と木村響子氏との誹謗中傷に関する対談企画・実施(読売新聞) 侮辱罪厳罰化の法改正成立の記者会見に参加 佐藤が関わっていた木村響子と春名風花(はるかぜちゃん)の母がツイッターでトラブルになり、木村は佐藤を擁護して春名の母をブロックする FEST VAINQUEUR事件(東京高決令和2年7月10日令和元年(ラ)第2075号 判例時報 No.2486)アーティスト側の代理人として、芸名・グループ名は、パブリシティ権の人格権的側面を重視し、芸能事務所ではなく、アーティスト側に帰属すると判断した裁判例を獲得 アーティスト側の代理人として、元事務所がライブ先に対し、「グループ名の商標権は事務所に帰属する」などと通知したことについて、実際には事務所が商標権を持っていなかったことなどから、グループの営業権を侵害するものと判断した裁判例を獲得 警察官による公然わいせつ事件(東京高判平成30年8月2日 事件番号平成30年(う)第463号)警察官による電車内における公然わいせつ事件で、東京高等裁判所において、逆転無罪判決(控訴審から担当し、逆転無罪を獲得)。 曺貴裁監督に対するハラスメント研修、公益財団法人日本サッカー協会によるS級コーチ養成講習会において「指導者に対するスポーツハラスメント研修」の講師等を担当 公益財団法人日本体操協会スポーツハラスメント事件における塚原光男氏、千恵子氏の代理人として、第三者委員会においてハラスメント冤罪(パワーハラスメント不認定)を証明 2022年、シンガー・ソングライターしほり氏の代理人として、公表権侵害、氏名表示権侵害に関する損害賠償請求事件を担当し、勝訴判決を獲得 Hプロジェクト事件(「愛の葉Girls」関連訴訟)2018年に、所属事務所「Hプロジェクト」及び代表取締役らに対する損害賠償請求訴訟を提起し、2021年、東京地方裁判所は、遺族側の損害賠償請求を棄却し、遺族側は控訴した。 2020年、佐藤が「単刀直入に言います。署名押印ください。」と言って所属事務所関係者から陳述書の署名を得ようとする音声が公開された。佐藤の行為については、弁護士倫理の問題として議論の対象になった。 2019年に、労働者であるから最低賃金法の適用があるとして、遺族側の代理人として、所属事務所への賃金請求訴訟も提起した。アイドルの活動参加への「認否の自由」と「労働者性」を争った。東京地方裁判所は、アイドル活動の労働者性を否定し、遺族側の賃金請求を退け、請求を棄却した。東京高等裁判所も同様に、アイドル活動の労働者性を否定し、遺族側の控訴を棄却した。現在、最高裁判所において審理中である 2019年、所属事務所が遺族と弁護団の記者会見での発言を名誉毀損を理由に損害賠償請求を提起し、現在、東京地方裁判所で審理中である。
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