そうごう‐がくしゅう〔ソウガフガクシフ〕【総合学習】
総合的な学習の時間
(総合学習 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/18 07:33 UTC 版)
日本の総合的な学習の時間(そうごうてきながくしゅうのじかん)は、児童、生徒が自発的に横断的・総合的な課題学習を行う時間である。学習指導要領が適用される学校のすべて(小学校、中学校、高等学校[注釈 1]、中等教育学校、特別支援学校)で2000年(平成12年)から段階的に始められた。
総合的な学習の時間とは、教育課程の時間種別を表す用語であり、各学校における総合的な学習の時間の名称は、各学校が独自に定めている。
なお、高等学校で職業教育を主とする専門学科では、必履修の課題研究で総合的な学習の時間の履修と同様の成果が期待できる場合、課題研究の時間で総合的学習の時間の一部もしくは全部を代替できる。
注釈
- ^ 高等学校学習指導要領の改訂(2018年告示)により、これまでの「総合的な学習の時間」の名称が「総合的な探究の時間」に改められたとともに、総合的な見方・考え方を養いながら生徒自ら主体性をもって問いかけをし課題解決の答えを探究していくことに配慮がなされている。2022年度から実施された。
出典
- ^ a b c d 『なぜ「ゆとり教育」は失敗したのか?~学校は「有限」の資源である【後編】』2007年11月30日付配信 日経ビジネスオンライン
- ^ 岡崎2006、「いま教育現場で何が起きているのか」『世界』2007年2月号等
- ^ 『「学力低下」の実態』:ISBN 978-4000092784 2002年 苅谷剛彦・清水睦美・志水宏吉・諸田裕子
- ^ a b c 農林水産省(2010)"中学生が通年、地元漁業をフルコース体験・調べ学習"(2011年8月16日閲覧。)
- ^ 三重県(2007)"平成19年度鏡浦中学校環境教育プログラム作成にあたって"(2011年8月17日閲覧。)
- ^ a b c 伊勢志摩観光旅行ツアー"「アマモ場の再生を目指して」鳥羽と志摩の中学生らが地域を越えて交流会"(2011年8月17日閲覧。)
- ^ 朝日新聞社"海のゆりかご守ろう 三重・鳥羽の中学生、アマモ移植"2011年6月7日(2011年8月17日閲覧。)
- ^ a b 三重県環境・生態系保全活動支援協議会"漁業者と中学生の交流発表会・・・2/17鳥羽志摩アマモ場再生で"2011年3月16日(2011年8月17日閲覧。)
- ^ 次の指導要領、「何を教えるか」から「何ができるようになるか」へ-渡辺敦司-
- ^ 「アクティブ・ラーニング」とは何か 次の学習指導要領で注目-渡辺敦司-
総合学習
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「10min.ボックス」の記事における「総合学習」の解説
2006年から追加された企画で、健康問題(煙草・飲酒・薬物)や、就職アドバイスなどがテーマになっている。火曜日(11:30-)及び水曜日(11:50-)に放映される。 2007年からは「生活指導」「職業ガイダンス」「情報・メディア」の3つに分けて放送される。
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総合学習
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「東京大学教育学部附属中等教育学校」の記事における「総合学習」の解説
教科横断の「総合的な学習」への取り組みが1966年度より行われており、1・2年生で総合学習入門、3・4年生で課題別学習、5・6年生で卒業研究をそれぞれ履修する。 校外宿泊生活や東京大学本郷キャンパスのフィールドワーク、地域と連携した中野区フィールドワークなど多様な活動が豊かにプログラムされている。 ICTでのプレゼンテーションの鍛錬を重ね、生徒の新たな視点の獲得と表現を開くことを目指している。 概念中心型授業ではなく、テーマ中心型授業に重きを置いたプログラムの展開。
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総合学習
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 00:00 UTC 版)
3年生…リンゴについて(幸畑のリンゴ畑に見学に行くこともある) 4年生…地球環境について 5年生…米について(バケツで米を育てたり、近くの水田で田植え稲刈り体験をしその米を調理実習で使ったりする) 6年生…毎年教師が決めているためきちんとしたテーマはないが2008年(平成20年)は横内小学校との合併が考えられていたため幸畑小学校の歴史について調べた。
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総合学習
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/31 03:55 UTC 版)
成岩中学校では総合的な学習の時間をNET(Narawa Explorers' Time)と名付けている。時間数は週2時間(月曜日と金曜日)であったが、現在は2・3年生は2009年度(平成21年度)までと同じく週2時間(月曜日と金曜日)、1年生のみ学習指導要領の改正で2009年(平成21年)11月からの後期時間割より週1時間(金曜日)になった。このNETで学習したことをレポート形式にまとめ、後述のひまわり祭で1学年につき代表の1人(または1グループ)がそれを発表する。(ただし、2010年度は発表が廃止になった。)大テーマは1年生が「自然-地域・環境-」、2年生が「社会-福祉・勤労-」、3年生が「人間-未来の創造-」。主な活動は以下の通りである。 1年生 野外活動8月に行われる校外学習。飯盒炊飯やキャンプファイヤー、ウォーキングなどがある。この行儀で学習したことを文化祭とされるひまわり祭にてクラスごとのテーマに沿ってレポートを作成、掲示する。 2年生 名古屋研修校外学習。3人から5人程度の班に分かれて名古屋市の公共施設を公共交通機関を使って訪れ、研修を行う。中日新聞社やアサヒビールなどが主な研修地である。2年生は主にこの活動を通してレポートを作成する。 職場体験夏休みに行われる校外学習。周辺の商業施設や公共施設で1日から3日間程度、職務を体験する。 3年生 東京分散研修1学期中期に修学旅行の一環として行われる校外学習。3人から5人程度の班に分かれて東京都の公共施設を公共交通機関を使って訪れ、研修を行う。「東京」分散研修なので、文部科学省などの都内の施設が主な研修地なのだが、希望すれば都外へ行くことも可能である。実際に高エネルギー加速器研究機構(茨城県つくば市)を研修地として訪れた班もあった。3年生は主にこの活動を通してレポートを作成する。
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総合学習
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/01 18:43 UTC 版)
最末期には総合学習の一環として郷土史の事物を演劇として上演しており、2006年には松原ダム・下筌ダム建設に反対して町で反対運動が繰り広げられた「下筌闘争」を、2007年には小国町にある国天然記念物の大杉「阿弥陀杉」を、2008年には小国出身の実業家である大塚磨を取り上げたが、これが最後の年となり、閉校となった。
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