第4の哨戒 1944年4月 - 5月とは? わかりやすく解説

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第4の哨戒 1944年4月 - 5月

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/13 00:24 UTC 版)

ボーンフィッシュ (SS-223)」の記事における「第4の哨戒 1944年4月 - 5月」の解説

4月13日、ボーンフィッシュは4回目の哨戒セレベス海方面向かった4月26日午後、ボーンフィッシュは北緯11度30東経10908分 / 北緯11.500度 東経109.133度 / 11.500; 109.133のサランガニ海峡で、ミンダナオ島沿岸航行する4隻の輸送船団発見護衛艦の目をかいくぐって十分な追跡行い夜に入ってから「妙義丸級輸送船に対して魚雷を4本発射。うち2本の魚雷が「妙義丸級輸送船」の中部後部命中して目標沈没した。翌4月27日朝にも4,500トン輸送船発見し魚雷を4本発射して少なくとも3つの命中得た考えられたが、目標は沈まなかった。5月4日朝、ボーンフィッシュは北緯0647東経12020分 / 北緯6.783度 東経120.333度 / 6.783; 120.333のスールー海入り口輸送船団発見し接近したが、上空哨戒二式水上戦闘機がいたので潜航二式水上戦闘機はボーンフィッシュに対して対潜爆弾2発を投下し、この攻撃でボーンフィッシュは小破した。ボーンフィッシュは修理をするため浮上したが、2隻の艦船向かってきたので再び潜航し爆雷攻撃備えた。2隻は爆雷25投下した遠く去っていった。一連の反撃が止むと、ボーンフィッシュはバシラン海峡の北で哨戒続けた5月7日、ボーンフィッシュはフラッシャー (USS Flasher, SS-249) からの情報基づいて哨区を修正する間もなく陸岸沿いを航行する輸送船団発見し護衛艦動き注意しながら追跡行い夕刻北緯0707東経12150分 / 北緯7.117度 東経121.833度 / 7.117; 121.833の地点輸送船向けて魚雷を4本発射して3つの命中音を聴取したが、護衛艦反転してきたので最終的な結果確認することは出来なかったが、撃沈推定された。5月9日未明、ボーンフィッシュは30トン級セイルボートを発見しピジン英語を話す原住民会話した原住民の言から、ボートカガヤンからパラワン島タイタイ向かっており、途中パナイ島で米を積んでいたもので、クルー中には2人の元フィリピン軍兵士がいること、日本輸送船がデュマラン(英語版地域水路使用していること、プエルト・プリンセサ500名、コロン島300名、タイタイ40名の日本軍がいることなどが分かった2日後5月11日未明には北緯0848東経12300分 / 北緯8.800度 東経123.000度 / 8.800; 123.000の地点で、「千鳥型水雷艇」を付した厳島敷設艦」を発見して魚雷を4本発射したが、命中しなかった 5月14日未明、ボーンフィッシュは北緯0503東経11936分 / 北緯5.050度 東経119.600度 / 5.050; 119.600のシブツ海峡で、駆逐艦2隻と3隻の特設運送船給油からなる船団発見した特設運送船給油)は日栄丸(日東汽船10,021トン)、あづさ丸(石原汽船10,022トン)、建川丸川崎汽船10,090トン)で、駆逐艦は響と電であり、あ号作戦備えてマニラからバリクパパン燃料取り向かっていたものであった。ボーンフィッシュは船団後方から攻撃仕掛け4時11分に魚雷を5本発射当初は6本発射する予定であったが、1本が発射管故障発射できなかったため5本の発射となった目標タンカーだったが、魚雷タンカーとは別の目標、すなわち電の後部中央部命中。電は煙と炎に覆われ船体V字型に折って沈没した。響が反撃出たが、ボーンフィッシュは深深潜航反撃から逃れた。ボーンフィッシュは電を撃沈したとは思わず、当時タンカー撃沈した報告した 。電を撃沈した分かったのは戦後のことであった。 電を撃沈した後もシブツ海峡哨戒していたボーンフィッシュは同じ5月14日午後タウィタウィに入る日本艦隊観測。3隻の戦艦、1隻の空母、3隻の重巡洋艦、1隻の軽巡洋艦確認し、その周囲を8隻の駆逐艦警戒していた。5月17日にはタウィタウィ湾内に3隻の戦艦、3隻の重巡洋艦、2隻の軽巡洋艦、9隻の駆逐艦が在泊しているのを確認し5月19日にも湾内に入るタンカー船団を確認した一連の情報直ち司令部通報された。任務終えると、ボーンフィッシュは南に針路向けた5月30日、ボーンフィッシュは48日間行動終えてフリーマントル帰投艦長ローレンス・L・エッジ少佐アナポリス1935年組)に代わった。

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