第一の啓示
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 14:50 UTC 版)
「サイレントヒル4 ザ・ルーム」の記事における「第一の啓示」の解説
1人目(十の心臓):ジミー・ストーン 最初の犠牲者で、聖母派・聖女派の対立を治めるためにヴァルティエル派を擁立して司祭になった人物(着用していた赤い三角頭巾にちなんで赤い悪魔と呼ばれていた)。右腕ジョージ・ロステンにウォルターの教育を命じていたが、希望の家一階でウォルターに後頭部を撃ち抜かれて死亡した。今回の事件の黒幕と言える人物であり、自らが殺害されることも計画の内であった可能性が高い。遺品は経典の切れ端。後にゴーストと成り果てた。VICTIM Old Type:ヴィクティム・オールドタイプ ヘンリーが最初に出会うゴースト。ジミー・ストーンの成れ果て。特徴はスキンヘッド。序盤から終盤まで様々な場所に現れる。自室の壁に怪奇現象としても出現する。武器を持たず、ゴーストの中では二番目に弱い。 2人目(十の心臓):ボビー・ランドルフ オカルトマニアの高校生で、ジャスパーの友人。3人でサイレントヒル観光をしている際に教会で司祭風の男が「聖女を越える逸材、悪魔になりうる存在」について話しているのを聞いてプレザントリバー大学へ会いに行ったが、そこでウォルターに首を絞められて死亡する。遺品はオカルト本。後にホイールチェアと化した。 3人目(十の心臓):セイン・マーティン ジャスパーの友人で、やはりオカルト好きの高校生。プレザントリバー大学へ「悪魔」に会いに行った時に応対をボビーに任せて隠れていたが、見抜かれて対面する。その後、ボビーと同じくウォルターに首を絞められて死亡した。遺品はカメラ。後にホイールチェアと化した。 4人目(十の心臓):スティーブ・ガーランド ペットショップ「ガーランド」の店主。ウォルターに胸以外をサブマシンガンで撃ち抜かれて死亡した。その後はゴーストと化し、遺品のシャベルを持って出現する。VICTIM 04:ヴィクティム 04 破れた服を着た中年男性のゴースト。シャベルを武器として所持している。スティーブ・ガーランドの成れの果て。「森の世界」で初登場して以降、様々な場所に現れる。一般のゴーストの中では最も強力。 5人目(十の心臓):リック・アルバート スポーツ用具店「アルバートスポーツ」の店主で、店では生前のウォルター・サリバンがアルバイトをしていた。スティーブ・ガーランド殺害の直後にウォルターにゴルフクラブで殴られて死亡した。遺品はバレーボール。後にホイールチェアと化した。 6人目(十の心臓):ジョージ・ロステン 教団のヴァルティエル派司祭で、ジミー・ストーンにより聖母派の管理を任されていた人物。同じくジミー・ストーンの命令でウォルターを術者として育て上げ、儀式の遂行を円滑にするために無意識領域にヴァルティエルを忍び込ませた。その後、希望の家地下祭壇室でウォルターに鉄パイプで殴られて殺害された。つまりはジミーと同じく今回の事件の共犯者であり、自身が殺されることすら計画の内である可能性もある。遺品は経典。後にホイールチェアと化した。 7人目(十の心臓):ビリー・ロケイン サイレントヒルに住む小学生で、妹・ミリアムと仲が良かった。自宅前で遊んでいるところをウォルターに斧で殴られて死亡、死体は雨の気配に気付いて呼びにきた父親によって茂みの中から発見される。遺品は靴。 8人目(十の心臓):ミリアム・ロケイン サイレントヒルに住む小学生で、兄・ビリーと仲が良かった。兄と同じくウォルターに斧で殴られて死亡、死体はビリーの死体に狼狽した母親により発見される(ビリーと違い、頭以外の部位は行方不明で、後に2人が合体したクリーチャー(ヴィクティム07+08)として登場する)。遺品は髪の毛。VICTIM 07+08:ヴィクティム 07+08 10年前にウォルターに殺害されたロケイン兄妹の成れの果て。他の犠牲者達と異なり、ゴーストではなくクリーチャーと化している為、倒すことが出来る。その姿は、黒い布を纏った大柄な体躯に幼児の頭が二つあり、下半身が無く、異様に長い両腕で歩き回るという、醜悪なもの。また、時折"receiver of...(受けし者)"と呟く。一般のクリーチャーの中では耐久力が高く、殴りや体当たりで攻撃してくる序盤の強敵。又、他のヴィクティムと異なり、同時に複数の個体が出現し、集団で襲い掛かってくる。特に、「2度目の水牢の世界」では6体同時にあらわれる。 ウォルターの罪悪感が彼らをこの様な姿に変貌させたとされる。 9人目(十の心臓):ウィリアム・グレゴリー 時計屋の店主で、二度目の建物乱立の世界で入手する日記の書き手とおぼしき人物。ウォルターにマイナスドライバーで喉を刺されて死亡する。遺品はマイナスドライバー。後にホイールチェアと化した。 10人目(十の心臓):エリック・ウォルシュ サウスアッシュフィールド通りにあるバーのバーテンダーで、「建物乱立の世界」で思わしき店に入ることができる。誕生日にウォルターに顔面を撃ち抜かれて殺害された。遺品はビリヤードの手玉。後にゴーストと成り果てた。VICTIM 10:ヴィクティム 10 「建物乱立の世界」にあるエリック・ウォルシュの部屋で、帰服の剣で縫い留められていた青年のゴースト。エリック・ウォルシュの成れ果て。手には自宅の鍵を握っていた。帰服の剣を回収すると、様々な場所に現れる。 11人目(解放):ウォルター・サリバン 21の秘蹟の術者で、『2』においても名前だけ登場している。儀式を遂行して神を復活させようとするヴァルティエルに操られて(あるいは唆されて)殺人を実行したが、後にビリーとミリアム殺害の罪(他の殺人が露見するのは彼の死後)で収監され、独房でスプーンを喉に刺して自殺する。しかし、実はただ自殺しただけではなく、それも21の秘跡の過程(十の心臓を捧げての自らの肉体を捨てる解放の儀式)で、執り行った後に無心に母を求める幼いウォルターと分離し、母への執着から解放されてひたすらに儀式を遂行する傀儡となった(劇中でヘンリーと交戦するウォルターは彼のゴーストと言うべきものであり、ジョセフ・シュライバーが言うところの「殺人マシン」である)。
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