立命の反転攻勢とは? わかりやすく解説

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立命の反転攻勢(2002-2005)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/08 16:12 UTC 版)

関立戦」の記事における「立命の反転攻勢(2002-2005)」の解説

2002年 第7節 立命48-14関学 阪急西宮スタジアム 1997年関学同様、立命甲子園ボウルから3年間遠ざかっていた。春に平井英嗣監督退任し総監督に就任チーム指揮古橋由一郎ヘッドコーチ委ねられた。2000年から導入したショットガン攻撃3年目迎えQB高田中心としたパス攻撃精度破壊力飛躍的に向上した秋季リーグ戦序盤から立命大勝続け一方石田力哉榊原一生等の主力卒業した関学第5節近大戦で残り1秒から逆転負け喫し京大戦にも辛勝し阪急西宮スタジアムでのリーグ戦最終試合となった第7節関立戦迎えた試合序盤から立命攻撃関学守備圧倒高田からFL木下典明への91ヤードTDパス皮切りにWR冷水哲、RB磯谷幸始らが次々とTDパスレシーブ途中高田負傷退場するが、代わったQB椙田圭輔変わらないパフォーマンス披露した。なお、関学48失点創部以来リーグ戦における最多失点得点34点も同様にリーグ戦最多得点差という記録的な大敗であった甲子園ボウルでは1978年日大63失点56点差敗戦している)。この年立命甲子園ボウル・ライスボウルを制覇し前年関学続き日本一輝いた2003年 第7節 立命24-21関学 大市長陸上競技場前年主力多くが残る立命開幕前から優勝候補筆頭目され京大戦に完封勝利近大戦も圧勝し第6節優勝決め最終節関立戦引き分け上で甲子園ボウル出場決定する状況となった関学2001年メンバーがほぼ卒業し夏合宿中にLB平郡雷太を失う等苦しシーズン送り第2節関大戦に敗戦第6節関京戦にも敗れ優勝の目が完全に消え第7節関立戦迎えた下馬評圧倒的に立命有利であったが、関学は1Qに前節まで控えであったQB河野率い攻撃が2本のTD奪い試合主導権握り、21-10で前半終了する立命ラン攻撃封じられ病み上がりであったWR木下典明関学DB渡辺競り負けインターセプトされるなど攻撃リズム乱れるが、4Qに入りQB高田からWR長谷川へのTDパスWR冷水への2PTコンバージョンパスが決まり同点追いつき、K岸野残り1秒からFG決めて立命逆転勝利した。立命この後甲子園ボウル・ライスボウルも完勝し2年連続日本一となったが、立命にとって関立戦2003年秋季における最多失点最小失点差での勝利であり、最も厳し戦いであった。 2004年 第5節 関学30-28立命 神戸総合運動公園ユニバー記念競技場 2004年プレーオフ 立命24-21関学(OT) 大阪市長陸上競技場 立命高田鉄男冷水哲、DL平井基之、LB八木康太等の前年主力卒業し関学QB河野順を中心としたラン中心ショットガン攻撃定着し互角勝負予想された。第5節全勝対決実現した関立戦実質上の優勝決定戦であった。点の獲り合いとなった試合QB河野ラン・パスにわたる大活躍で関学主導権握った立命WR木下典明QB起用する奇策用いた不発立命関学攻撃最後まで止めきれず、試合終了間際ファンブルロストから掴んだチャンス主将K岸野FG失敗し、30-28で関学総力戦制した関立戦制した関学3年ぶりの甲子園ボウル出場は確実と思われたが、第6節関京戦関学まさかの逆転負け喫し立命近大京大連勝したため、6年振りの両校優勝プレーオフ突入した第5節関立戦同様の降る長居陸上競技場行われたプレーオフは、最初のシリーズQB河野独走TD先制し関学主導権握った立命パス攻撃思うようにいかず苦戦するが、QB池野からWR木下へ2本のTDパス決まり同点追いつく試合後半こう着状態が続きそのままオーバータイムへ。3度目タイブレイク関学K小笠原FG外し立命が24-21で雨中激闘制した2005年 第7節 立命17-15関学 西京極陸上競技場 関学立命ともに順調にシーズン消化しリーグ優勝賭けた初の最終節全勝対決での関立戦実現し超満員22,000人の観客西京極陸上競技場集まった試合は、序盤インターセプト応酬から立命徐々にペース掴み負傷退場したQB池野代役QB渋井冷静に攻撃指揮しRB佃のTD先制する。関学3QTD挙げ1点差に迫るが、逆転狙った2PTコンバージョン失敗その後立命1回RB松森ラン敵陣侵入し渋井からWR阿南へのTDパス突き放すが、関学も4Q残り17秒でRB辻野のTD2点差に迫る。プレーオフ望み託し、2PTコンバージョンを再び選択するが、QB出原ランプレーは1ヤード届かず立命勝利した立命4年連続リーグ制覇、甲子園ボウル出場決め関学創部以来初めて4回生甲子園ボウル1度出場出来ず卒業する事態になった試合後の表彰式では、3月まで立命総監であった関西学生アメリカンフットボール連盟理事長平井英嗣から立命主将塚田優勝トロフィー渡された。なお、この試合関学サイド舞台裏後日NHKサンデースポーツ紹介された。 ※得点表記においてこの字体書かれているチームホームチームであることを表す。2004年プレーオフ中立地開催関学メインスタンド立命がカラーユニフォームを選択)。

※この「立命の反転攻勢(2002-2005)」の解説は、「関立戦」の解説の一部です。
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