立合評価法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 18:23 UTC 版)
これらの技法をより深める修練法として、攻守を決めて行う『運用法』がある。以前から他武道と同じように『乱捕り稽古』と呼ばれていたが、現在は『立合評価法』に名称を統一している。以前は大学の部活同士で『乱捕り競技会』と称して、大学内の優劣を決める対戦競技が行われ、死傷者を出す惨事を多く起こし問題となった。現在は防具の改良と充分な安全管理の下、正式に資格を有するものが審判を行うことが徹底されている。大学生は現在でも活発に練習に取り入れているものの、指導の不徹底により近年は、空手式の競技組手に類似している。また一般支部では指導法の難しさや、年齢層もまちまちの為敬遠されがちである。しかし昇段試験には運用法も試験内容に含まれており、きちんとした指導と練習を今後していけるかどうかも課題とされている。
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