立命館初優勝(1994-1996)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/08 16:12 UTC 版)
「関立戦」の記事における「立命館初優勝(1994-1996)」の解説
1993年に監督に就任した平井英嗣は、1994年に練習拠点をびわこ・くさつキャンパスに移す大改革に着手する。同年QB東野稔、LB河口正史、DB近藤真人、RB中村友などのタレントを擁した立命は第5節の京大戦にK佐藤正治の5本のFGで勝利。優勝を賭けて第6節の直接対決に挑んだ。ここまで立命・関学とも5戦全勝。勝った方が優勝決定の大一番であり、会場の大阪市長居球技場は満員の観衆で埋まった。前年度の優勝校である関学はRB前島純、K城台聡、LB山田晋三といった主力が残っており、実力は互角であった。試合は立命が先制して、関学が追う展開となり関学が立命のミスをFGに結びつけて確実に得点し、残り3分で前島のTDで逆転する。しかし、次の攻撃シリーズで東野からWR芝原譲へのロングパスが通り、TDに繋げ再逆転に成功する。結局17-13で立命が勝利し創部41年目にして初優勝を決めた。1990年-1996年までの関立戦は6勝2敗(1996年のプレーオフ準決勝を含む)と立命が優勢であり、1994年から1996年の3年間は関学は3年連続の順列3位(1996年は3校同時優勝もプレーオフ準決勝で敗退)と優勝争いから一歩後退した存在になりつつあった。 1994年 第6節 立命17-13関学 大阪市長居球技場 1995年 第5節 立命28- 3関学 阪急西宮スタジアム 1996年 第5節 立命21-13関学 長居陸上競技場 1996年PO準決勝 立命17- 3関学 大阪市長居陸上競技場
※この「立命館初優勝(1994-1996)」の解説は、「関立戦」の解説の一部です。
「立命館初優勝(1994-1996)」を含む「関立戦」の記事については、「関立戦」の概要を参照ください。
- 立命館初優勝のページへのリンク