社叢とは? わかりやすく解説

社叢

読み方:しゃそう

神社において社殿神社境内囲うように密生して植生ではなく自生によって成立した樹叢であることが多い。

しゃ‐そう【社×叢】

読み方:しゃそう

神社の森


しゃそう 【社叢】


鎮守の森

(社叢 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/30 04:48 UTC 版)

鎮守の森(ちんじゅのもり)とは、日本において、神社鎮守神)に付随して境内やその周辺に、神殿参道、拝所を囲むように設定・維持されている森林である。鎮守の杜とも。


注釈

  1. ^ を含む小さな神社で、神殿のすぐ隣まで人家などが建てられている神社は除く。

出典

  1. ^ 「みそぎ神社」 建物・施設紹介
  2. ^ 神奈備祭について
  3. ^ 読売新聞 2009年1月10日 12版6面 山田養蜂場の全面広告
  4. ^ 「木を植える-21世紀の鎮守の森を目指して-」 宮脇昭NPO PLANT A TREE PLANT LOVEサイト
  5. ^ 鳴海邦匡・小林茂「近世以降の神社林の景観変化」歴史地理学48-1、2006年
  6. ^ 鎮守の森プロジェクト(2018年5月19日閲覧)
  7. ^ 鎮守の森を再び シャクナゲなど130本植樹 二里町大里地区住民佐賀新聞』LiVE(2018年3月7日)2018年5月19日閲覧


「鎮守の森」の続きの解説一覧

社叢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/05 18:49 UTC 版)

城原神社」の記事における「社叢」の解説

境内の樹木は、「城原神社社叢」として1972年昭和47年4月1日竹田市天然記念物指定されている。また、大分県の特別保樹林にも指定されている。社叢には3257種の植物見られる

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社叢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 06:40 UTC 版)

波波伎神社」の記事における「社叢」の解説

スダジイタブノキ巨木が茂る原生林自生ツバキも多い。1934年天然記念物指定

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社叢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 13:39 UTC 版)

春日神社 (大分市)」の記事における「社叢」の解説

社叢は、総面積 26,000m2、樹林面積 15,600m2で、樹木総数は約500本。「春日神社」として、1974年昭和49年2月1日大分市名木樹林の部)に、また、同年3月15日大分県の特別保樹林指定されている。

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社叢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/07 10:38 UTC 版)

伊佐須美神社」の記事における「社叢」の解説

境内神域として立ち入り禁じられていたため、自然林保たれている。特に宮川沿いの東側巨木多く、ハルニレ・ケヤキ・キタコブシ・アオナラガシワが自生するまた、低木としてもアブラチャン・ニワトコ・チマキザサが、ではエゾエンゴサク・ニリンソウなどの植物がある。これらの植生会津開拓前生態表し植物学的・民俗学的に重要であるとして、社叢は会津美里町指定天然記念物指定されている。 玉垣内では、本殿東方フジ)の巨木が立つ。このフジシラカシ等に巻き付きながら約35メートル上の高さまで伸びており、「飛竜」とも称される樹齢100年以上あるとされ、根回りは2メートル以上になる。福島県内ではまれな巨木フジであり、福島県指定天然記念物指定されている。このフジのそばには、天海天正6年1571年)に母の病気平癒祈願として植えたヒノキ伝える「天海僧正手植」も立っている。 楼門そばには、会津五桜1つ薄墨桜うすずみざくら)」が立つ。学名は「アイヅウスズミ」。花びら八重一重交わり初め薄墨含んだ白色であるが、時期が進むに連れて紅色帯びていく。社伝では、伊佐須美神が明神ヶ岳から遷座して以来神木であるといい、毎年春の花祝祭ではこの花入れて搗いた餅で祝宴催される。この薄墨桜会津美里町指定天然記念物指定されている。 このほか、境内南の道路挟んだ地には神苑の「あやめ苑」がある。この地は、伊佐須美神が明神ヶ岳から遷座した際に最初に鎮座した「高天原高田南原)」の地であるといわれ、伊佐須美神は当地欽明天皇13年から21年552年-560年)の間鎮座しとされる。苑内には約150種・10万のあやめが植えられており、これらの花が見頃迎え6月15日から7月5日には「あやめ祭り」が催されるフジ福島県指定天然記念物

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社叢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/09 08:33 UTC 版)

村檜神社」の記事における「社叢」の解説

1972年昭和47年4月1日岩舟町天然記念物指定2014年平成26年4月5日編入合併栃木市受け継がれた。

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社叢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 01:26 UTC 版)

坪野神明社」の記事における「社叢」の解説

拝殿周囲大きな社叢があり、拝殿狛犬前にあったメタセコイヤの木や西側ケヤキをはじめ、高い樹木多くランドマークとなっていた。1983年昭和58年)、社務所建設に当たり東側樹木伐採された。メタセコイヤその後拝殿社務所改修時に伐採された。2004年平成16年5月西側ケヤキなど喬木伐採。現在は低木一部を残す。

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社叢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 07:13 UTC 版)

富士山本宮浅間大社」の記事における「社叢」の解説

社叢は本殿の裏手に広がり、「神立山」と称される。『続後撰和歌集』における隆弁の歌の詞書に「四月廿日あまりの比、駿河富士の社にこもりて侍りけるに、櫻花のさかりに見えければよみ侍りける」とあり、桜の木古来より多く立っていた様子がわかる。祭神コノハナノサクヤヒメ神格からとの関係は深く境内には多く桜の木植えられている。拝殿前に武田信玄の手植えと伝わる七本存在していたという。現在、それらの二代目とされる信玄」が境内に伝わる。 また『富士本雑記』には、武田勝頼により社中多く木々植えられたことが記されている。古来は「萬年杉」なるものが存在していたと言われ、『甲陽軍鑑』に見える「卯の年月より駿河大宮大杉より煙立てて見ゆる」の「大杉」と同一であるとされる。また羽倉簡堂記した天保9年1838年成立の「東游日歴」では社殿北に周囲17mを有する老杉があるとし、「甲陽軍鑑富士老杉生煙是也」と述べ、この甲陽軍鑑記される煙を吐く老杉であるとしている。『駿河国新風土記』にはこの萬年杉が後に枯死したことが記されている。

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社叢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/15 06:32 UTC 版)

氣比神宮」の記事における「社叢」の解説

鳥居前に立つは「旗掲はたあげのまつ)」と称される社伝では、延元元年1336年)に宮司気比氏治南朝方として挙兵するにあたり、この気比神の神旗を掲げたという。現在もその旧根が残るとともに2代目生育している。 また、境内には昭和11年1936年)に陸軍関係者から献木されたユーカリ大木生育している。この木は敦賀市指定天然記念物指定されている。 そのほか境内東南側には庭園神水苑」が整備されている。 旗掲初代根株2代目)奥は中鳥居社殿ユーカリの木敦賀市指定天然記念物神水

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社叢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 08:40 UTC 版)

三嶋大社」の記事における「社叢」の解説

著名な老木として、神門内にキンモクセイ金木犀)がある。この樹木ウスギモクセイ薄黄木犀)の雄木で、樹齢約1,200年樹高10メートル以上測る老木巨木である。「2度咲き」の性質を持つが、特に2度目9月下旬から10月上旬にかけては淡黄色の花で満開になる。このキンモクセイは国の天然記念物指定されている(詳細は「三島神社のキンモクセイ」を参照)。 また、境内広がる鎮守の森は「三嶋大社社叢」として三島市指定天然記念物指定されている。

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社叢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/22 00:13 UTC 版)

土支田八幡宮」の記事における「社叢」の解説

2005年平成17年)に区の登録文化財となる。広さは8,369平方メートルあり、練馬区内では比較的広い社叢で、ヒノキなどを中心にイチョウ・スダジイ・アオキ・ヒサカキなどからなる樹齢の若い200上のヒノキ植えられているのが特色で、古木思われるモミジもある。

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社叢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/17 20:56 UTC 版)

祇園神社 (倉敷市)」の記事における「社叢」の解説

境内を囲む社叢(鎮守の森)は瀬戸内海小高い岬にあるため海岸植物多く備長炭知られるウバメガシ巨木群で覆われているのが特徴である。また、温帯性植物のクスドイゲはこの地方では珍しく学術的に貴重なものとされ、かつて社殿正面にあった枝垂桜祇園垂)も稀なとされていた(枯れたため現在は無い)。そのほか自生植栽含め30種の樹種により社叢が成り立っていること等から、昭和56年1981年)に岡山県郷土記念物指定されている。

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