社叢の位置と概要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 18:34 UTC 版)
「小野神社・矢彦神社」の記事における「社叢の位置と概要」の解説
両社が鎮座する小野盆地は、通称を「頼母(たのも)の里」または「憑(たのめ)の里」と言われる。『枕草子』では「里は」の段で「憑の里」とあるほか、『夫木和歌抄』や菅江真澄の『委寧能中路』にも記載があり、都人にも知られた地であった。これに由来して、現在の小野神社・矢彦神社の例祭も「田ノ実祭」「憑祭」と称される。そのほか、小野盆地には信濃28牧の1つ・小野牧があったことでも知られる。 両社の境内は同一の社叢内にあり、北に小野神社、南に矢彦神社が鎮座する。その社叢は針葉樹と広葉樹が混ざった混交林で、その種類は150種にも及ぶ。社叢の面積は36,326平方メートルで巨木も多く、この地方の天然林を残していることから「矢彦小野神社社叢」として長野県指定天然記念物に指定されている。 なお、小野駅前には両社共通の大鳥居が建てられている(北緯36度02分51.82秒 東経137度58分13.16秒 / 北緯36.0477278度 東経137.9703222度 / 36.0477278; 137.9703222 (大鳥居))。
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