矢野監督時代とは? わかりやすく解説

矢野監督時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 08:02 UTC 版)

阪神タイガース」の記事における「矢野監督時代」の解説

2019年 新人近本光司木浪聖也開幕スタメン抜擢。しかし、深刻な得点力不足は前年より解消されず、加えて守備面での不振目立ったが、12球団トップチーム防御率3.46・救援防御率2.70を記録した投手陣チーム牽引しシーズン最終盤には最大6.5ゲーム差逆転して3位となったチーム得点538チーム失策102は共にリーグワーストを記録したが、リーグトップのチーム100盗塁数を記録また、監督就任初年度でのAクラス入り1985年第2次吉田監督時代以来であり、新任に限ると1982年安藤監督時代以来2年ぶりのCSでは、2位DeNAとの1stステージを2勝1敗で勝利5年ぶりのファイナルステージ首位巨人敗退記録では、藤川NPB史上初の「150セーブ150ホールド」を達成梅野隆太郎捕手シーズン補殺日本記録123補殺)を樹立また、近本がセ・リーグ新人安打記録159安打)を樹立新人では2001年赤星以来史上2人目となる盗塁王獲得。西が球団投手では史上初のゴールデングラブ賞受賞梅野捕手部門受賞合わせて球団史上初のバッテリー受賞にもなった。メッセンジャーらが現役引退したオフ自由契約となった鳥谷敬3月10日ロッテ移籍2020年 3月下旬藤浪晋太郎球界初の新型コロナウイルス感染となった開幕後は、新外国人ジャスティン・ボーア主力の近本や糸原らが開幕から軒並み不調であり、開幕カード巨人戦で3連敗喫する。更に救援陣も総じて調子悪く、特にクローザー藤川コンディション不良による救援失敗相次ぐなど投打歯車噛み合わず開幕後12戦で2勝10敗と大きく負け越す。しかし、大山悠輔ジェリー・サンズスタメン定着や、ロベルト・スアレスクローザー抜擢などを契機チーム7月中旬以降復調した。しかし、9月下旬に再び選手コロナウイルス感染が相次ぎ濃厚接触者合わせて10人もの選手の登録を抹消する事態見舞われるシーズン終盤中日DeNAAクラス争いになるも、巨人以外の4球団勝ち越し最終的に首位から7.5ゲーム差2位終わった大山最多本塁打を争う活躍見せスアレス25セーブ挙げ最多セーブタイトル獲得した一方で近年の課題である守備面解消されず、失策85数え3年連続となる12球団ワーストとなった藤川上本博紀現役引退オフ自由契約となった福留中日同じく自由契約となった能見オリックス移籍ドラフト会議佐藤輝明を4球団競合の末に獲得した2021年 オープン戦では糸井嘉男好調や、ドラフト1位ルーキー佐藤輝明が5本塁打放つなど、2016年以来5年ぶりに優勝ヤクルトとの開幕3連戦では球団初となる開幕からの3戦連続2本塁打放つなど3連勝し2年ぶりに単独首位立った4月9日11日DeNAとの3連戦でも全勝し矢野政権最多となる勝ち越し7を記録するなど好調で、交流戦2812敗2分の貯金16首位迎えた交流戦では5月28日埼玉西武ライオンズ戦で、佐藤新人では長嶋茂雄以来63年ぶりとなる1試合3本塁打記録チームは6連勝交流戦締めるなど11勝7敗、2008年以来勝ち越し20記録し13年ぶりに前半戦首位折り返した。しかし、後半戦になると前半好調だった佐藤梅野サンズらが調子落とし、特に佐藤NPB野手記録となる59打席連続無安打記録するほどの不振陥ったこともあって、徐々に成績下降8月末に首位陥落すると、10月8日首位ヤクルト敗れ自力優勝消滅優勝争い最終盤までもつれたが、阪神シーズン最終戦となった10月26日中日戦敗れたことで同日DeNA戦勝利したヤクルト優勝決めた最終的にリーグ最多77勝を挙げる首位と0ゲーム差2位に終わる。優勝チームを勝数で上回りながらシーズン年間勝率1位を逸した例は史上初。甲子園行われた3位巨人とのCS1stステージで2連敗敗退新人活躍顕著であり、佐藤加え中野拓夢伊藤将司の計3名が新人特別賞受賞した

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