皇王会関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 00:26 UTC 版)
「ヤクザの大親分が幼女に生まれ変わった話」の記事における「皇王会関係者」の解説
神代紫(かしろ ゆかり) 主人公。研究者の両親を持つ小学2年生の女の子。前世である広域指定暴力団『皇王会』会長・皇義慶の記憶を持っており、ごく普通の小学生として振る舞っている傍ら裏会長として皇王会を取り仕切っている。筋を通す性格の持ち主で任侠毎にはうるさく、またカタギ(クラスメイト)に正体がバレないように普段は猫を被っている。皇義慶(すめらぎ よしのり) 紫の前世。戦後の愚連隊から一代で関東一の広域指定暴力団まで大きくした『皇王会』の初代会長。現役時代は「狂王」の渾名を持つほどの武闘派である一方で仁義を通す人情深い一面もあり、組員達に慕われていた。麻薬を嫌悪しており、皇王会でも麻薬の売買を御法度にしていた。生涯独身で、会長の座を東雲に譲った後に大往生でこの世を去った。 東雲慶悟(しののめ けいご) 『皇王会』若頭。紫の母親の従兄にして紫の保護者で同居している。前世の義慶にも大変世話になった恩義もあり、紫にとてつもなく甘く、彼女のために街全域に防犯カメラをはじめとする情報網を構築している。直参の東雲組の前組長である父親が抗争で死去して義慶の下で養子となり、義慶が死去した後に周囲からの推しで会長の座に就いていたが、紫が前世の記憶を思い出したのを機にあっけなく会長の座を返還し、表向きの会長を務めている。 遠野要(とおの かなめ) 『皇王会』若頭補佐。ハーフ。皇王会傘下「小林組」の組員の子供として生を受けたが、父親が組の金を横領し、入籍すらしていない乳児の要を置いて両親は蒸発し、境遇を憐れんだ義慶に引き取られ、のちに堅気になってほしいと、当時右腕だった遠野の養子となった経緯を持つ。会長の「盾」として数々の修羅場を潜っており、両手は傷だらけなため、常に黒手袋をしている。またサディストな一面も持ち、いわゆる「汚れ仕事」を担当している。 国光(くにみつ) 『皇王会』構成員。主に紫の雑用をやらされている。母親は死去して父親も蒸発したため、生活のために学校を辞めてバイトで食い繋いでいたが、タチの悪い客に殴られた挙句にバイトをクビになり、倒れていた所を遠野に発見され、ヤクザらしくない顔との理由からクラスメイトも怖がらないだろうと、お付きとして紫にスカウトされた経緯を持つ。 香取蓮(かとり れん) 『皇王会』構成員にして狙撃手(スナイパー)。普段は皇王会本邸の奥の部屋で四六時中ネトゲ三昧をしているダメ人間だが、狙撃手としての腕は超一流。元々プロゲーマーとして生活していたが皇王会にスカウトされた経緯を持つ。 梶川浩(かじかわ ひろし) 『皇王会』舎弟頭。皇王会に尽くしている古参の一人で義慶への忠義が厚い。スキンヘッドの強面だが趣味は菓子作りで、毎年バレンタインデーには全組員に手作りチョコを匿名で配っている。義慶が紫に転生した事に最初は信じていなかったが、尻の右側にホクロがある事やバレンタインチョコの事など義慶しか知らない情報を知ってる上に、紫の仕草に義慶の姿を見た事から認め、改めて紫に忠誠を誓った。 小林(こばやし) 皇王会傘下の暴力団「小林組」の組長。単に先代である父親より跡目を継いだに過ぎず、極道にはあまり向いておらず、過去の要の父親の件もあり、度々皇王会に迷惑をかけては恐縮している。 水谷(みずたに) 皇王会傘下の広域指定暴力団「水谷組」の組長。紫が前世の義慶の頃からの長い付き合いで、紫が義慶の生まれ変わりだという事に納得しており、お互い信頼できるとして懇意にしている。 金田(かねだ) 皇王会傘下の、名古屋最大の広域指定暴力団「金田組」の組長。顔に火傷の跡のある強面。金でモノを言わせる性格だが、義慶に恩義もあり、紫の無茶な相談に対しても仁義を優先にして快く受け入れるほど。
※この「皇王会関係者」の解説は、「ヤクザの大親分が幼女に生まれ変わった話」の解説の一部です。
「皇王会関係者」を含む「ヤクザの大親分が幼女に生まれ変わった話」の記事については、「ヤクザの大親分が幼女に生まれ変わった話」の概要を参照ください。
- 皇王会関係者のページへのリンク