登場兵器・ロボット等
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/01 06:27 UTC 版)
「岸和田博士の科学的愛情」の記事における「登場兵器・ロボット等」の解説
山野田(やまのだ) 岸和田博士によって作られた男性型の人型兵器。「敵に見つかっても、兵器だとばれないように」と人間そっくりの姿をしているが、巨大ロボットである。しかもスキンヘッドでブリーフ一丁である。もちろんブリーフの下には男性器も完全再現されている。 飛行できるが計算能力が弱く軌道計算できずにすぐ墜落した「山野田F-91」、汎用性に優れる「山野田・ザ・グレート」、F-91やグレートとは異なり人間大として作られた「山野田2号」など、様々な山野田シリーズが存在する。作中に最も多く登場した山野田は山野田・ザ・グレートであり、作中で単に「山野田」と言えば山野田・ザ・グレートの事を指す。 山野田・ザ・グレートの武装として横隔膜ブーメラン、指鉄砲、鼻くそボンバー、傷口レーザーなどがある。 山野田シリーズの他に、海水を主成分とする人型兵器・海野田(うみのだ)も存在し、山野田は海野田を身にまとうことが可能である。 安川2号(やすかわ2ごう) 岸和田博士に作られた、安川君そっくりのアンドロイド。博士が安川君をサイボーグ化し、後に人間に戻したあとも保存していたサイボーグボディに人工知能「ぷるぷるB」を内蔵させ作られた。一度博士の不興を買い真っ二つにされたが後に再生、その際に「安川君探知機」が組み込まれ、かつ安川君との区別のため、頭部に金色の2本のアンテナが付けられた上で額に大きく「2」と書かれている。 元々はモー帝国人に誘拐された安川君の代理になるべく作られたが、安川君が救出されたためその存在意義が消失。次第に安川君を憎み、彼と入れ替わろうとするが計画途中で失敗。発覚後は岸和田博士らに反乱し、コンピュータウイルスを使い岸和田研究所を乗っ取ることに成功するが、結局は創造者たる博士にはかなわず、マグマが流れる地下のゴミ処理施設へ叩き落された。 ゴミ処理施設に送られたが、辛くも命を取り留め、自身を改造して地下生活に適応した「安川2号改」となる。謀略をめぐらせ安川君の肉体を乗っ取ることに成功し、博士を殺害する寸前まで追い詰めた。しかし肉体の乗っ取りが不完全だったためもう少しのところで博士殺害を逃し、博士の起動した山野田に押し潰されて完全に消滅した。 脳天号(のうてんごう) 岸和田博士が山本さんの家の地下に秘密裏に建造していた海底戦艦。その姿はくいだおれ人形にそっくりである。海底戦艦ながら、手足があるため地上も移動できる。後に改造により、宇宙戦艦「スペース脳天号」に変形できるようになった。 牛野田(うしのだ) 正式名称は「牛野田マークII」。科学神官ボーに作られた男性型巨大人型兵器。牛人類を模しているため、頭と腰にそれぞれ牛の角と尻尾が生えている。山野田と同様にパンツ一丁だが、山野田がブリーフなのに対し牛野田は股間部に牛の顔がついた輪っか(尻尾を通す穴)付きTバックである。武装は腋毛ニードルやパンツを飛ばして相手の顔にかぶせ目隠しをするロケットパンツなど。山野田との死闘を演じ善戦するが、岸和田博士の機転により形勢逆転。最後は全内臓兵器(内蔵された内臓型兵器)を山野田に放出し、斃れた。 都庁ロボ’98(とちょうロボ きゅうじゅうはち) 岸和田博士が東京都庁舎を勝手に改造してできた人型兵器。博士の音声命令に従って行動する。普段は都庁舎の形をしていて普通に都庁舎として利用されているが、ミサイルなどの攻撃を受けると人型に変形する。都庁ロボに関するデータは、全長「1都庁メートル」、体重「1都庁トン」など、博士が勝手に制定した都庁1つ分を表す単位「都庁」が用いられている。なお、エネルギーは消費税であり、戦闘時には都庁職員が弾丸となる。内部には、博士の究極発明「スイッチルーム」が存在している。 空母マン’88(くうぼマン はちはち) 中にでっかいおっさんが入っており、2本足で立っているような形状に変形する米国(こめこく)海軍のミニッツ級空母。艦載機発射、ズビデュバビームで攻撃する。身長は都庁ロボ同様に「0.9エンタープライズ」と、博士が独自に設定したエンタープライズ1隻分を表す単位「エンタープライズ」が使われている。
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