登場メカ・用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 10:16 UTC 版)
「ポケットモンスタークリスタル ライコウ雷の伝説」の記事における「登場メカ・用語」の解説
クリスタルフィールド・ジェネレーションシステム ロケット団により開発された紫色のクリスタル。通称クリスタルシステム。内部に組み込んだエナジーダイオードの働きにより、電撃を受けると自動的にフィールドを展開、電気エネルギーをすべて吸収し完全に無効化する。さらにフィールド内で電気エネルギーを発生させるものがあると、吸収した電気エネルギーを発生源に向けて放射、破壊する。伝説のポケモンであるライコウの電撃でさえも歯が立たないほどの性能を見せる。自律プログラムが内蔵されており、コントロールシステムとの交信が途絶えると黒く変色し、自動で任務を遂行する「ブラックホールクリスタル」というモードに移行する。このモードになると、対象が電気エネルギーを放射せずとも吸引し尽くし仮死状態に陥らせる。弱点は電気以外のエネルギーを吸収することも反射することもできず、炎などの攻撃を受け続けるとフィールドを形成するエネルギー波が乱れ爆発を起こすこと。 チキンウォーカー ブソンが操る2足歩行メカ。ダチョウの胴体を模したような形状。機体前部には捕獲用アーム、尻尾には撤退時などに使用する煙幕放射器を装備している。手元のパネルは周囲のポケモンを検索表示するだけでなく、クリスタルシステムのコントロール装置を兼ねている。ライコウの前足の攻撃力を220、かみくだくを240と計算していたことから、アニメの世界にも攻撃力の概念が存在することが分かる。 VTOLオスプレイ(ブイトール・オスプレイ) 冒頭でバショウとブソンが乗っていたティルトローター式の垂直離着陸機で、本作品オリジナルではなく現実世界にも存在する。赤く光る信号装置を用いてロケット団の秘密施設と交信する。 ライコウ輸送機 捕獲したライコウを輸送するためのカーゴルーム式輸送機。貨物室の中では電撃を放射してもすべて吸収するように設計されている。チキンウォーカーの収容・修理も可能。具体的な名称は明かされていない。 ロケット団特務工作部 バショウとブソンが所属する部隊。通常の団員とは異なりグレーの団服を着用しており、帽子は被っていない。なお、本編に登場するロケット団幹部のタツミも同様の団服を着用している。いずれも伝説のポケモン捕獲などの重要任務を任されているが、特殊任務専門の部隊なのか、単なる精鋭部隊なのかは不明。劇中ではライコウとの遭遇率を87%と細かく計算し、クリスタルシステムやチキンウォーカーを用いて入念な作戦を展開する。 ライコウや赤いギャラドスの捕獲はケンタやサトシに阻止されるが、『ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ』の冒頭ではレックウザ捕獲の実績を挙げている。悪役による伝説・幻のポケモンの一時的な捕獲は劇場版を含め度々あるが、いずれも後に逃げ出されており、このレックウザがアニメ史上初にして唯一の成功例である(劇中で最初から手持ちかつ悪人ではないジンダイのレジロックを除く)。 ポケモンギア ケンタたちが常時携帯している腕時計形メカ。通称ポケギア。主な機能は通話、地図、ラジオ。通常画面は白黒表示であるが、ケンタの持つポケギアはマップがカラーで表示される。精密で壊れやすい。マリナのポケギアはブソンに握り潰されてしまうが、物語後半の重要な鍵となる。エンディング後のエピローグでは修理されてケンタが発信第1号となった。 ライコウ伝説 昔は人間と共存していたライコウが人間と袂を分かつこととなった理由として伝わる伝説。劇中でミナキとクドウが解説する。劇中の一枚絵には古代中国風の軍隊が描かれており、ライコウが長命なことを示唆している。
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