特急「カムイ」「ライラック」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 11:21 UTC 版)
「カムイ (列車)」の記事における「特急「カムイ」「ライラック」」の解説
2017年(平成29年)3月4日:ダイヤ改正により前年まで「スーパー白鳥」に運用されていた789系0番台電車を札幌駅 - 旭川駅間に投入し、同区間の特急列車を以下の運用に変更。なお、同改正で道内特急における「エル特急」の呼称が廃止された。札幌駅 - 旭川駅間の電車特急を23往復から24往復に増発し、列車名を以下の通り再編。789系1000番台(5両編成・普通車のみ・uシート連結)を使用する列車(10往復)を(「スーパーカムイ」改め)「カムイ」とする。 789系0番台(6両編成・グリーン車連結・uシートなし)を使用する列車(14往復)の愛称を「ライラック」とする。 号数は「カムイ」「ライラック」で通し番号。785系は同区間での運用を終了。 札幌発着で宗谷本線・石北本線直通の気動車特急を7往復から3往復に減便(旭川発着に運転区間短縮)し、「ライラック」のうち4往復が旭川駅で、稚内駅発着の特急「サロベツ」2往復、網走駅発着の特急「大雪」2往復と同一ホームで接続するダイヤとする。 7月 - 8月:7月と8月の土日祝の「ライラック」5・38号を、特急「ライラック旭山動物園号」として運転開始。以降、1月・2月も同様に運転。同列車は車両・ダイヤともに通常と同一(789系0番台)であるが、グリーン席を発売せず、「記念撮影スペース」とし、記念撮影用シートを設定する。 12月29日 - 31日:下り臨時列車「カムイ63号」を札幌駅 - 旭川駅間で運転。翌年1月2日・3日には上り臨時列車「カムイ70号」を同区間で設定。 2018年(平成30年)9月10日 - 9月19日:北海道内の電力供給量の不足に伴い、上り5本・下り5本を運休。 2020年(令和2年)3月23日:新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19と表記)の影響で、上り5本(「カムイ」8・12・28・42号、「ライラック」38号)・下り5本(「カムイ」9・29・45号、「ライラック」21・39号)を運休。「カムイ」19号は「ライラック」の車両を使用しての運転となる。当面4月23日までの措置とされたが、3月31日に、同年5月6日までの継続、4月15日に同年5月31日までの継続が発表され、5月20日には当面の運休継続と、同年6月14日より新たに上下各1本(「ライラック」34・35号)を運休することを発表している。 6月10日:JR北海道が、同年5月25日の国の「緊急事態宣言」解除以降、ビジネス利用を中心に利用が回復傾向であること、「3密状態」を回避することを理由に、以下の措置を実施することを発表。同年6月14日より予定していた上下各1本(「ライラック」34・35号)の運休を取りやめ。 同年7月1日より運休していた全列車を運転再開。 10月14日:JR北海道が、COVID-19の影響で、2021年春に、現行の上下2本を臨時列車としての運行を検討していることを発表。 2021年(令和3年)3月13日:ダイヤ改正により、以下の通りに変更。2往復(「カムイ」9・28・29・42号)を土休日運転(お盆や年末年始なども含む)に変更。 上記2往復の列車番号を2000M+号数から8000M+号数に変更。 6月5日:COVID-19の影響で、2往復(「カムイ」9・28・29・42号)の土休日運転を取りやめ。 9月15日:JR北海道が、来春のダイヤ見直しで、「ライラック」2本の臨時列車化、土休日運転の2往復(「カムイ」9・28・29・42号)の運転日縮小を検討していることを発表。 11月3日:土休日運転を取りやめていた2往復(「カムイ」9・28・29・42号)の運転を再開。 2022年(令和4年)3月12日:ダイヤ改正により、以下の通りに変更(予定)。「ライラック」38・39号を臨時列車化し、繁忙期(連休の前日や最終日などの利用が多く見込まれる日)のみの運転に変更。 「カムイ」9・28・29・42号の運転日を繁忙期(ゴールデンウイーク、お盆、雪まつり開催期間)のみの運転に変更。
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