サロベツ
サロベツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 07:22 UTC 版)
1992年(平成4年)7月1日に「宗谷」2往復のうち、上下の2便目に当たる1往復を別愛称の「サロベツ」に変更したことで登場した。この時点では「宗谷」と愛称以外の違いは特段存在しなかった。 2000年(平成12年)3月11日の宗谷本線高速化完成に伴うダイヤ改正では、札幌駅 - 稚内駅間昼行特急列車1往復の愛称とされ、「スーパー宗谷」と異なり、専用の改造を施されたキハ183系気動車が夜行の「利尻」(2006年定期運転終了)と共通で使用された。 2017年(平成29年)3月4日のダイヤ改正では、宗谷本線で旭川駅 - 稚内駅間に短縮された特急2往復の愛称に「サロベツ」が転用され、同時に「宗谷」と共通のキハ261系基本番台での運転となった。 列車名は豊富町と幌延町の海岸線沿いに広がる湿原、サロベツ原野に由来する。ヘッドマークは2017年(平成29年)の特急列車再編以降は「宗谷」と共通としているが、それ以前はサロベツ原野と利尻山、エゾカンゾウを描いたものを使用していた。LED式の表示器を装備したキハ261系5000番台の代走では専用の愛称表示が使用されている。
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