特急「まりも」の復活と廃止
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 10:09 UTC 版)
「まりも (列車)」の記事における「特急「まりも」の復活と廃止」の解説
2001年(平成13年)7月1日:特急「おおぞら」の車種を「スーパーおおぞら」に使用される283系気動車へ統一することに伴い、従来どおり183系で運行される夜行列車は特急「まりも」に変更。また、「まりも」名称復活を記念して「北斗星」で使用する24系客車を使用した「北斗星まりも」が運行された。 2001年(平成13年) - 2005年(平成17年):夏季に花咲線に直通し根室駅まで延長運行を実施。釧路駅 - 根室駅間は快速列車で、下り「はなさき」と上り「ノサップ」のダイヤによって運行。この際、釧路駅 - 根室駅間の始発・最終列車の代わりに「まりも」を運行した。快速列車の関連運用になる釧路駅 - 根室駅間の普通列車にも、同じ車両が送り込み運用されていた。 釧路駅 - 根室駅間延長運転時の停車駅は以下の通り。釧路駅 - 東釧路駅(下りのみ) - 厚岸駅 - 茶内駅 - 浜中駅 - 厚床駅 - 落石駅 - 根室駅 2006年(平成18年)3月18日:「まりも」が全車禁煙化。 2003年(平成15年)9月26日:同日発生した十勝沖地震により、直別駅(当時)構内を通過中の下り「まりも」(4013D)が脱線。 2007年(平成19年)10月1日:「まりも」が週末や繁忙期などにのみ運転される臨時列車に格下げ。 2008年(平成20年)8月31日:同日発車列車を最後に「まりも」が廃止。これにより、道内だけで運転が完結する定期夜行列車が消滅。 2011年(平成23年)7月22日・23日:2日間限定で団体列車として急行まりもが復活する予定 であったが、その後中止が発表された。 2012年(平成24年)7月20日・22日:北海道デスティネーションキャンペーンに伴い、2日間だけ「急行まりも」として運行。20日は札幌駅発、釧路駅行きで、千歳線→石勝線→根室本線経由、22日釧路駅発、札幌駅行きは根室本線→函館本線経由で運行された。使用車両:DD51 形機関車牽引、客車5両(14 系座席車3両、24 系寝台車2両)
※この「特急「まりも」の復活と廃止」の解説は、「まりも (列車)」の解説の一部です。
「特急「まりも」の復活と廃止」を含む「まりも (列車)」の記事については、「まりも (列車)」の概要を参照ください。
- 特急「まりも」の復活と廃止のページへのリンク