特急「ふじかわ」への昇格
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 03:26 UTC 版)
「ふじかわ (列車)」の記事における「特急「ふじかわ」への昇格」の解説
1995年(平成7年)10月1日:特急に格上げされ平仮名表記の「ふじかわ」となり、373系に置き換えられる。定期6往復、不定期1往復。特急格上げにより市川大門駅が停車駅になった一方で、急行停車駅だった蒲原駅(一部)・新蒲原駅(一部)・西富士宮駅・芝川駅・市川本町駅が全列車通過となった。また、一部列車は清水駅・内船駅・甲斐岩間駅・鰍沢口駅・市川大門駅を通過していた。 最速列車は停車駅を絞った「ふじかわ」2号が1時間59分で走破したものの、平均所要時間は2時間10分前後。身延線内の最高速度および曲線速度、ポイント通過制限速度は急行時代とほとんど変化がなかったが、急行時代(最速2時間29分、平均2時間30~40分前後)と比べて20~30分程度の短縮を実現した。 A特急料金が適用されたため実質値上げとなったが、短距離利用者に配慮し身延線内の50km以内の自由席特急料金は特定特急料金の扱いで630円に設定された。 1996年(平成8年)4月20日:休日に1往復の新居町駅への臨時延長運転を開始。 1998年(平成10年)4月4日・5日:身延線全通70周年のイベントの一環で、急行「富士川」をリバイバル運転。車両は神領電車区165系3両編成を使用し、80系時代を模したヘッドマークも装着された。 7月10日:不定期の1往復が定期化され、定期列車7往復体制が確立。
※この「特急「ふじかわ」への昇格」の解説は、「ふじかわ (列車)」の解説の一部です。
「特急「ふじかわ」への昇格」を含む「ふじかわ (列車)」の記事については、「ふじかわ (列車)」の概要を参照ください。
- 特急「ふじかわ」への昇格のページへのリンク