急行時代とは? わかりやすく解説

急行時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/24 14:51 UTC 版)

狩勝 (列車)」の記事における「急行時代」の解説

1950年昭和25年10月1日函館駅 - 釧路駅間(函館本線根室本線経由)で運行開始した準急405406列車起源とする列車であった当初小樽駅 - 釧路駅間を普通列車として運行されていたが、1955年昭和30年6月1日列車番号407408列車変更し、全区間準急列車化するとともに網走発着編成石北本線経由)を連結するようになった。なお、この列車函館本線内を夜行列車として運行されていた。その後1958年昭和33年7月15日には釧路発着編成に「狩勝」(かりかち)の列車名与えられた。 1961年昭和36年4月15日には56系気動車導入され急行列車昇格し運行区間札幌駅 - 釧路駅間に変更されるまた、同年6月15日には函館駅 - 根室駅間(函館本線経由)を毎日運行する季節列車が1往復下り2号上り1号増発されたが、この1往復同年10月1日運行経路運行経路函館駅 - 釧路駅間(室蘭本線千歳線経由)に変更したうえで急行摩周」として分離されている。 1962年昭和37年5月1日には1往復増発されて2往復となり、うち1往復一部編成富良野線経由旭川駅への乗り入れ開始した同年10月1日には札幌駅旭川駅 - 釧路駅間(富良野線経由)での運行となる。 1968年昭和43年10月1日には急行「まりも」・「阿寒」・「十勝」を統合している。 1972年昭和47年3月15日には札幌駅根室駅間を運行していた(下り2号釧路駅根室駅間を「ノサップ」として分離1975年昭和50年7月18日には(下り1号と(上り2号旭川駅 - 富良野駅間が普通列車格下げされるが、1978年昭和53年10月2日には根室駅函館駅間の急行ニセコ」(上り2号根室駅札幌駅間を統合し夜行列車含めた4往復体制となる。1980年昭和55年10月1日には、小樽駅 - 釧路駅間の夜行普通列車からまつ廃止に伴う代替として、夜行列車普通車自由席連結開始同時に旭川駅への乗り入れ富良野線経由)を終了した1981年昭和56年10月1日石勝線開業に伴い札幌駅 - 帯広駅間の昼行列車1往復札幌駅 - 釧路駅間の夜行列車1往復石勝線経由変更され、「まりも」に改称された。これに伴い、「狩勝」は札幌駅 - 釧路駅間(滝川駅経由上り1本は根室始発)の2往復のみとなった1982年昭和57年11月15日には1往復旭川発着編成富良野線経由)を再度連結するようになったが、富良野線内は普通列車として運行された。 以後札幌駅 - 帯広駅 - 釧路駅間における広域輸送役割石勝線経由シフトしていき、「狩勝」は徐々に削減されていく。1984年昭和59年2月1日には根室駅札幌駅間を運行する列車根室駅釧路駅間が「ノサップ」として分離され札幌駅 - 釧路駅運行の1往復についても、帯広駅 - 釧路駅間が普通列車となる。1986年昭和61年11月1日には1往復廃止され札幌駅 - 釧路駅運行の1往復帯広駅 - 釧路駅間は普通列車)のみとなる。 1990年平成2年9月1日快速列車格下げされ急行狩勝」は廃止された。

※この「急行時代」の解説は、「狩勝 (列車)」の解説の一部です。
「急行時代」を含む「狩勝 (列車)」の記事については、「狩勝 (列車)」の概要を参照ください。

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