測定部位
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 08:58 UTC 版)
中枢神経や重要臓器の温度(中枢温)は、体の中心部から血液を導体として運ばれ、さまざまな部位の温度変化が観察できる。いずれの部位も臓器の温度以外にさまざまな影響がある。 血液温:正確で感度がよいが、肺動脈カテーテルの挿入が必要で、挿入時は高度の技術が要求される。 食道温:食道下部3分の1に留置することで、心臓の温度(血液温)ときわめて高い相関を示す。 鼓膜温:非接触型のプローブにより非侵襲的かつ衛生的に、連続測定が可能であるが、プローブと装着部位に隙間があると、低く測定されてしまう。 膀胱温:サーミスタつき膀胱カテーテルで測定する。 直腸温:排便の影響で中枢温よりも低く測定される場合がある。事前絶食を行っていれば、その影響は小さい。 気管温:吸気の影響で中枢温よりも低く測定される場合がある。 口腔温:唾液の影響で中枢温よりも低く測定される場合がある。 前額深部温:血流が豊富な頭部で衛生的に測定できるが、特殊なモニター機器が必要である。 腋窩温:腋窩を3分以上閉鎖腔として測定する必要がある。
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測定部位
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 06:02 UTC 版)
全長(ぜんちょう、TL、英: total length) 体の最前端から尾鰭の後端までの長さ。尾鰭はすぼめてその後端までを測定する。 体長(たいちょう、BL、英: body length) または 標準体長(ひょうじゅんたいちょう、SL、英: standard length) 吻端(必ず上顎)から尾鰭基底(脊椎骨末端(=下尾骨後端)まで)の長さ。尾鰭を左右にまげて折れ曲がるところを目印にして測定する。 尾叉長(びさちょう、FL、英: fork length) または 尾叉体長(びさたいちょう) 吻の前端から尾鰭の湾入部までの直線距離。 体高(たいこう、英: body depth) 軀幹部で背腹方向に最も高い部分の直線距離。鰭を含めない。 体幅(たいふく、英: body width) 軀幹部で左右方向に最も幅広い部位の幅。 頭長(とうちょう、英: head length) 吻端から主鰓蓋骨の後端までの直線距離。ただし、サメでは最後の鰓裂の後端までの長さで、ヤツメウナギ類では第1鰓孔の後端までの長さ。 頭高(とうこう、英: head depth) 後頭部の中央における高さ。後頭部から頭の下端または胸部までの高さ。 頭幅(とうふく、英: head width) 鰓蓋を閉めた状態においての頭部の最大幅。 体盤長(体板長、たいばんちょう) アンコウ類では頭長と同じ。エイ類では吻端から胸鰭の末端までの長さ。 体盤幅(体板幅、たいばんはば、たいばんふく) アンコウ類では頭幅と同じ。エイ類では両胸鰭間の最大幅。 尾部長(びぶちょう、英: tail length) 肛門から尾鰭起部までの直線距離。 尾柄長(びへいちょう) 臀鰭の最後の軟条の基底から尾鰭中央基底までの長さ。 尾柄高(びへいこう、英: depth of caudal peduncle) 尾鰭の付け根付近で最も細い部位の長さ。 基底長(きていちょう、英: length of fin base) 背鰭、臀鰭、尾鰭などの基部両端間の直線距離。背鰭基底長(せびれきていちょう) 背鰭第1鰭条の基底から背鰭最終軟条基底までの長さ。背鰭が2-3基の場合、それぞれの基底長を計測することが多い。 臀鰭基底長(しりびれきていちょう) 臀鰭第1鰭条の基底から臀鰭最終軟条基底なでの長さ。臀鰭が2基の場合、それぞれの基底長を計測することが多い。 鰭の長さ(ひれのながさ、英: fin length) 不対鰭においては最も長い鰭条の始部から先端までの長さ。胸鰭では最上の基部から最長軟条の先端までの直線距離。腹鰭では起部から最長軟条の先端までの直線距離。胸鰭長(むなびれちょう) 最上または最前の腹鰭鰭条の基底から胸鰭の先端までの長さ。 腹鰭長(はらびれちょう) 最外側または最前の腹鰭鰭条の基底から腹鰭の先端までの長さ。 尾鰭長(おびれちょう) 尾鰭の基底中央からその先端までの長さ。 尾鰭下葉長(おびれかようちょう) 尾鰭基底から尾鰭下葉の後端までの長さ。 軀幹長(躯幹長、くかんちょう、英: trunk length) または 胴長(どうちょう) 鰓蓋の後端から肛門(総排泄孔)までの直線距離。 吻長(ふんちょう、英: snout length) 吻端から眼の前縁までの距離。口前吻長(こうぜんふんちょう) アカエイ類などの口から体の前端までの長さ。 口幅(こうふく) 口裂の最大幅。 上顎長(じょうがくちょう) 前上顎骨の前端から主上顎骨の後端までの長さ。 下顎長(かがくちょう) 下顎の先端からその最後端までの長さ。 肛門前長(こうもんぜんちょう、英: preanal length) または 前肛門長(ぜんこうもんちょう)、頭胴長(とうどうちょう) 体の前端から肛門の中央までの直線距離。アナゴやタチウオなどの尾部が細く切れやすいものに用いられる。 背鰭前長(せびれぜんちょう) または 前背鰭長(ぜんはいきちょう、英: predorsal length) 吻端(体の前端)から背鰭起部までの直線距離。 腹鰭前長(はらびれぜんちょう) 吻端から腹鰭前端までの距離。 胸鰭前長(むなびれぜんちょう) 吻端から胸鰭第1条基底までの距離。 臀鰭前長(しりびれぜんちょう) 吻端から臀鰭起部までの距離。 尾部前長(びぶぜんちょう) 体の前端から肛門までの距離。アカエイ類などで用いる。 腹鰭肛門間隔(はらびれこうもんかんかく) 腹鰭基底前端から肛門中央までの距離。 尾鰭上葉前長(おびれじょうようぜんちょう) 軟骨魚類における吻端から尾鰭上葉起部までの長さ。 尾鰭下葉前長(おびれかようぜんちょう) 軟骨魚類における吻端から尾鰭下葉起部までの長さ。 鰓域長(さいいきちょう) 第1鰓孔から最後の鰓孔までの長さ 両眼間隔幅(りょうがんかんかくふく、りょうがんかんかくはば) 両眼間の最短の幅。 眼後長(がんこうちょう) 眼の後縁から主鰓蓋骨の後端までの長さ。 眼下幅(がんかはば、がんかふく) 眼窩の下縁から涙骨または眼下骨の下縁までの最小幅。 眼径(がんけい) 眼の水平的な最大直径。 眼窩径(がんかけい) 眼を収めている骨の凹所の水平径。
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測定部位
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/31 16:10 UTC 版)
マイキュレーターで指の血流を観察するとき、利き腕とは逆手の薬指の先を見るのが国際基準となっている。この部位が経験的に一番破損が少なく、また心臓から遠いところであり変化が出やすい部位のためである。マイキュレーターの検査は主に実態顕微鏡による指先の観察であり、血管造影とは異なり、針や検査機器で体を傷つけたり、自らが大きな装置に入ることはない。
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