沼津市立図書館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/27 07:11 UTC 版)
沼津市立図書館(ぬまづしりつとしょかん)は、静岡県沼津市にある公立図書館である。沼津市の図書館は三枚橋町の沼津市立図書館と戸田の沼津市立戸田図書館の2館からなる。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 図書館の概要・沿革 沼津市立図書館
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- ^ 「沼津市立図書館がホームページを開設 あすから蔵書検索」静岡新聞, 1998年2月14日
- ^ 「好評の沼津市立図書館インターネット蔵書検索 サービス開始から1年」静岡新聞, 1999年2月16日
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- ^ a b 「市立図書館を『直営』 指定管理方針、白紙に 沼津市議会 市長答弁」静岡新聞, 2016年12月7日
- ^ 静岡新聞@S 2021.
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- ^ 自動車文庫 沼津市立図書館
- ^ 市立図書館協議会沼津市立図書館協議会記録(2017年3月23日)
- ^ 地区センター図書室 沼津市立図書館
- ^ a b c d e 戸田村教育委員会 2005.
- ^ a b c d e f g h 戸田村教育委員会 2004.
- 1 沼津市立図書館とは
- 2 沼津市立図書館の概要
- 3 歴史
- 4 利用案内
- 5 脚注
沼津市立図書館 (1993-)
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「沼津市立図書館」の記事における「沼津市立図書館 (1993-)」の解説
1989年(平成元年)5月には沼津市が「沼津市新図書館建設基本構想」を策定し、新図書館建設地が沼津市立病院跡地の沼津市三枚橋町9番1号に決定される。1990年(平成2年)10月5日には新図書館の建設工事が起工された。1993年(平成5年)3月に全工事が完了し、6月に新図書館の竣工式を行って駿河図書館が閉館した。7月に沼津市立図書館が開館し、一般公開と閲覧貸出業務を開始した。 開館からの1か月間で約9万人、1日平均約3,300人が入館した。この1か月間の貸出・返却図書総数は1日平均5,800冊であり、浦安市立図書館の5,500冊を上回って日本一となった。新館では30代前半の主婦やその子ども、会社員の姿が目立つという。 1994年(平成6年)には駅北分室の耐震強度に問題があることが判明したため、6月28日までに臨時休館とする措置を取り、7月15日に正式に閉館した。駅北分室は児童書・一般書を各1万冊所蔵しており、1992年度には約2万人が利用したが、1993年に新図書館が開館すると利用者数が前年度の40%にまで落ち込んでいた。1995年(平成7年)1月20日には沼津市立図書館の総入館者数が100万人を突破した。100万人達成までに1日平均2,400人が入館しており、これは全国の公共図書館で3番目だという。1995年(平成7年)4月には東海大学付属図書館沼津分館とパソコン通信による蔵書情報ネットワーク化を行った。これは、公立図書館と大学図書館の間では静岡県内初の試みだった。 1998年(平成10年)2月には公式ウェブサイトを開設し、2月15日からはオンライン蔵書検索(OPAC)も開始した。オンライン蔵書検索機能はまだ全国的に見て珍しく、静岡県では初の導入事例だった。1999年2月時点でOPACを有する公共図書館は70館だけであり、蔵書が貸出されると同時にリアルタイムで反映される「きわめて珍しい」機能を有していた。2003年(平成15年)4月にはインターネットからの貸出予約の受付を開始した。2008年(平成20年)4月にはモバイル用のウェブサイトが開設されている。 2003年(平成15年)5月から7月にかけて、開館10周年を記念するイベントが数多く開催された。6月21日には静岡県出身の時代小説家である梓澤要の講演会が、7月19日には地元在住のハープ奏者の演奏会が行われている。この時点で1人あたり蔵書数(3.388冊)は県内4位であり、1人あたり貸出数(5.740冊)は県内3位だった。2003年には沼津市立図書館にあった沼津文庫の蔵書が沼津市明治史料館に移管された。 2004年(平成16年)7月には静岡県立中央図書館横断検索システムに加入した。2005年(平成17年)4月には沼津市と田方郡戸田村が合併し、戸田村立図書館が沼津市立戸田図書館となった。 栗原裕康市長のもとで定められた2016年度-2020年度の沼津市行政改革プランの一環として、2018年度から沼津市立図書館には指定管理者制度が導入される予定だった。しかし2016年10月に行われた沼津市長選挙では新人の大沼明穂が栗原を破り、大沼は11月の沼津市議会で指定管理者制度導入方針を白紙とする意向を示した。 2021年(令和3年)1月29日に「ぬまづ電子図書館」を開設し、電子書籍貸出サービスを開始した。2021年(令和3年)7月1日より平日の開館時間を変更している。
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