歴史と展開
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2004年「21世紀COEプログラム」の不採択の後、2005年度から2008年度まで、東京大学社会科学研究所全体を挙げた独立の事業(全所的プロジェクト)として、玄田有史、中村尚史、宇野重規などを中心に始められた。社会科学研究所全所的プロジェクトとしては、岩手県釜石市の地域調査を中心に進められた。現在では、東京大学社会科学研究所を中心としたグループ研究として、以下のプロジェクトが進行中である。福井県を舞台に希望を、仕事、生活、家族、子ども、女性などのキーワードと関連づけつつ、調査研究が開始されている。また2006年度から実施している岩手県釜石市での調査が継続されている。さらにはアメリカのコーネル大学などと連携しながら国際比較研究を実施している。
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歴史と展開
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ベトコンラーメンは、1969年に一宮市で開業した中華料理屋「新京」で開発された。開店当時、過労・夏バテ回復のために、ニンニクとトウガラシを入れたラーメンを、調理師が賄い料理として作った。この味が、1940年頃に満州国新京にあった実家の呉服店で、中国人店員が作っていた現地の湯麺に近いことに店主の稲垣稔が気付き、味が良いことからメニューに取り入れた。また、準備中に食べているのを見て常連客が注文するようになったのが始まりともいう。 商品化に際し、当時続いていたベトナム戦争のベトコン(南ベトナム解放民族戦線)の勇敢なイメージにちなみ、ベトコンラーメンと名付けられた。しかし、戦争が激化したことなどから食品の名称にふさわしくないと考えられるようになり、この由来を否定するようになった。当時、客が「食べると体調が良くなる」と言っていたことから、以降はベスト・コンディションの略であると説明されている。 一方、岐阜市発祥説の店「ベトコンラーメン香楽」(同市川部)では開店当初の1975年からベトコンラーメンを提供しており、南ベトナム解放民族戦線の勇気に感動して命名したとの説明を続けている。ニンニクをスライスせず、丸ごと麺の上に乗せているのが特徴である。「香楽」のベトコンラーメンは味噌味であった。 なお、「新京」と「香楽」の両者とも元祖にはこだわらず、小規模な店でもメニューが広まることを願って商標登録を行っていない。また、「新京」では希望者に対して惜しまずに味を伝授し、暖簾分けした店舗は愛知県や岐阜県の他、大阪府高槻市、岡山県倉敷市など、16軒に上る。最南端で最西端は北九州市小倉北区の「萬福」である。大将は名古屋市の「新京」で修業している。 本州最北端のベトコンラーメンは、津軽半島の今別町の中華料理店「栄太郎」であるとされるが、「栄太郎」のニンニクも「香楽」と同じ丸ごとである。1980年代後半に、当時出店していた名古屋市でメニューに取り入れたという。 そして「新京」とは別に、広島県福山市では「光福亭(こうふくてい)」という中華料理店があり、ベトコンラーメン・みそベトコンを提供している。店主は開業前はフランス料理店で修業している。 「餃子の王将」でも、岐阜県内にベトコンラーメンを提供している店舗がある。 また、河川環境楽園のフードコーナーでは、2011年よりベトコンラーメンを元にした新メニューとして、「ベトコンライス」を提供している。ベトコンラーメンの具材とキムチ、卵を、ライスの上に乗せたものである。
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