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国嶋一則

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/20 05:39 UTC 版)

国嶋 一則
(くにじま かずのり)
人物情報
別名 伊吹 浄(いぶき じょう)
生誕 (1930-02-13) 1930年2月13日
日本
岐阜県大垣市
死没 2020年5月1日(2020-05-01)(90歳)
出身校 東京大学
学問
研究分野 倫理学
研究機関 世田谷高等学校
東京農業大学
駒澤大学
博士課程
指導教員
金子武蔵(倫理学科修士課程)
指導教員 鬼頭英一金沢大学法文学部)
称号 駒澤大学名誉教授(2000年)
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国嶋 一則(くにじま かずのり、1930年2月13日[1] - 2020年5月1日)は、日本の倫理学者。駒澤大学名誉教授。「伊吹 浄」の筆名をもつ。

経歴

1930年、岐阜県大垣市生まれ。愛知県立旭丘高等学校を卒業し、金沢大学法文学部に入学した。しかし、1952年に東京大学文学部倫理学科に転じ、1956年に卒業。同大学大学院に進み、金子武蔵に師事した。1959年、大学院比較文学比較文化課程に転じた。1965年、同博士課程を中退。

その後は、東京農業大学助教授に就いた。1969年より駒澤大学助教授。1970年に教授昇進。2000年に駒澤大学を定年退任し、名誉教授となった。

著書

  • 『人間と思想 西洋思想の歴史と展開』(新世書房) 1965
  • 実存の告白 青春を生きる支えを求めて』(伊吹浄名義、公論社) 1975
  • 『死生観』(公論社) 1995
  • 『極東三国(シナ・朝鮮・日本)の歴史認識』(著訳、公論社) 2013 

共編著

  • 『現代英語の研究』(伊吹浄名義, 八木沢裕子, 上野田守共編著、新世書房) 1961
  • 西洋哲学史 根源知の成立と展開』(久保陽一共編、公論社) 1997

翻訳

  • 『西欧は没落するか』(ハンス・コーン、勁草書房) 1960
  • 観念論の論駁』(G.E.ムーア、勁草書房) 1960
  • 『再合同のためのキリスト教革新 公会議と再合同』(ハンス・キュンク、中村友太郎共訳、エンデルレ書店) 1964
  • 『世の信ぜんために 青年たちへの手紙』(ハンス・キュンク、エンデルレ書店) 1965
  • 『最後の護民官リエンチ 発見された戯曲草案』(フリードリッヒ・エンゲルス、兵頭高夫共訳、公論社) 1976
  • 『ヨーロッパ反体制思想』(ビーバーシュタイン、久保陽一, 戸田洋樹共訳、公論社) 1981

I.M.ボヘンスキー

  • 『現代の思考法 分析哲学入門』(I・M・ボヘンスキー、勁草書房) 1961
  • 『ディアマート 弁証法的唯物論』(I・M・ボヘンスキー、みすず書房) 1962
  • 『哲学思索への道 基礎概念の入門』(I・M・ボヘンスキー、中村友太郎共訳、エンデルレ書店、ヘルデル文庫) 1963
  • 記号論理学の綱要』 第3版(I・M・ボヘンスキー、奥雅博共訳、勁草書房) 1970
  • マルクス主義哲学 研究の方法と文献』(I・M・ボヘンスキー編、公論社) 1975

脚注

  1. ^ 『著作権台帳』

参考文献




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