歴史と山の利用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 07:29 UTC 版)
硬石山での採石は、1872年(明治5年)にさかのぼる。新しく北海道の首府として建設が始まった札幌に石材を供給するために、大岡助右衛門が採石を始めたのが始まりである。対岸の穴の沢で札幌軟石が発見されると、札幌硬石として区別された。これが硬石山の名の由来である。主に建物の土台など強度を要するところに札幌硬石、壁などの飾り石に札幌軟石が使い分けられて盛んに用いられた。事業ははじめ開拓使の官営であったが、後に民間が払い下げを受けた。 一般的に登る山ではない。南側、豊平川対岸の河川敷には豊平川緑地があり、圧倒的な高度をもってそそり立つ硬石山の岩壁を眺めることができる。
※この「歴史と山の利用」の解説は、「硬石山」の解説の一部です。
「歴史と山の利用」を含む「硬石山」の記事については、「硬石山」の概要を参照ください。
- 歴史と山の利用のページへのリンク