東京ガス / FC東京とは? わかりやすく解説

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東京ガス / FC東京

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 00:06 UTC 版)

アマラオ」の記事における「東京ガス / FC東京」の解説

1992年5月13日訪日しジャパンフットボールリーグ(旧JFL)に所属していた東京ガスSCレンタル移籍加入。しかし、ブラジル名門クラブから加入したアマラオにとって、当時の同部の環境劣悪だった。用具用意洗濯選手ら行い、社員選手大半であったため人数揃わないままでも練習をし、堅い人工芝練習場古傷の膝も痛んだ日本言葉食事習慣中々馴染めホームシックにもなったが、チームメートブラジル料理店に出掛けた際、同じ店に来ていたラモス瑠偉から励まされ交流深めることになった。 何とか1年目シーズン終えブラジル復帰するつもりで帰国したが、イトゥアーノは資金難に陥っており、翌シーズン東京ガスからのレンタル料を得ようとするスタッフから移籍期間の延長求められるアマラオ家族支え、また旧知の仲間を助けるためにこの要請受け入れ1993年に再び訪日同年よりJリーグ華々しく開幕しラモス活躍を目にしつつも、自分がやれることを精一杯やろう とJFLでのプレー続けた1994年は、日本での生活馴染みチーム大熊清コーチ就任FW関浩二らの加入など徐々に上位目指す体制整ってきたことで、心身充実得てリーグ戦20得点挙げた同年天皇杯ではベスト8 進出貢献東京ガスはこれらの活躍ぶりから完全移籍での獲得決め1995年になってイトゥアーノからパス買い取った大熊監督に就きチーム強化が進む中、アマラオエースとしてチーム牽引しつつ、プロとしてサッカーに臨む姿勢言葉態度チームメート示し続けた1998年にはJFLでの優勝貢献し、翌1999年からはFC東京東京ガスから改称)の選手としてJ2臨んだアマラオ活躍もあってJ2ではJ1昇格圏内維持していたが、並行して開催されナビスコカップ準決勝鹿島アントラーズ戦で相手スライディング受けて負傷トレーナー木場克己即座交代判断したが、アマラオJFL時代から「このチームJリーグでも充分に戦えるはず」と考えていたことからJ1クラブとも戦う同カップ戦への意気込み強く木場押し留めプレー続行結果剥離骨折による離脱余儀なくされたが、シーズン終盤復帰J2準優勝貢献し、J1昇格掴んだ2000年自身訪日9年目にして、日本サッカーのトップカテゴリーであるJ1で戦うことになった。J1・1st第1節横浜F・マリノス戦では自身プレーPK獲得したが、FWツゥットキッカー志願したため、アマラオ新加入のツゥットへの心配り からクラブ史上J1第1号ゴール栄誉譲った(このPK決勝点となり1-0勝利)。アマラオ・ツゥットの得点量産によってチーム中位に踏み止まったが、J1で戦え地力付けてから上位目指そうというクラブ首脳陣と、プロならばリーグ優勝目標にすべきというアマラオとの間で溝が生じたアマラオ横浜FMオズワルド・アルディレス監督からポストプレーヤーとして高く評価されており、シーズン終盤に同クラブからのオファー受けたことで移籍決意。しかし、このことを知ったサポーター達から慰留され、J1・2nd14ジェフ市原戦では、試合開始前からMF佐藤由紀彦Vゴール決めてもなお、終始アマラオコールを受ける。大熊からも「一緒に優勝目指そう」と声をかけられ翻意するに至った2003年契約更新をするに当たり、アマラオはその年限りでの契約満了聞かされていた。36歳年齢による怪我回復の遅れやプレー衰え見せつつあったため チーム若返りを図るというのが理由だった。同年11月18日退団表明リーグ戦終了後クラブのホームスタジアムがあり、本人当時居住していた調布市から感謝状送られ市役所にてセレモニー執り行われた。 1992年から2003年シーズン終了まで記録された、東京ガス及びFC東京における公式戦出場数332は、日本クラブチーム所属した外国籍選手の「同一クラブにおける出場試合数」としては最多である。

※この「東京ガス / FC東京」の解説は、「アマラオ」の解説の一部です。
「東京ガス / FC東京」を含む「アマラオ」の記事については、「アマラオ」の概要を参照ください。

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