剥離骨折
別表記:はく離骨折
剥離骨折(はくりこっせつ)とは、骨に付着している腱や靭帯などが何らかの力により引っ張られ、付着部の骨が剥がれてしまう骨折のこと。痛みや腫れ、皮下出血などの症状が発生する。骨折部位によっては、感覚障害や歩行困難を生じることがあり、発症した場合には、冷却や外傷部位の圧迫などの応急処置の後、手術の要否を検討する必要がある。
剥離骨折は、スポーツ中に症状が発生することが多い。突然方向転換をしたり、急激な衝撃に耐えるために強く踏ん張ったりすることがあるためである。また、高い場所からの転落や交通事故も、症状を引き起こしうる。
「剥離」とは、剥がれてとれることを意味する言葉。「骨折」とは、強い外力を受けて骨が変形してしまう症状全般を指すため、「剥離骨折」よりも広義の意味を持つ言葉であり、両者の意味は少し異なる。
例文
・激しい運動のせいで剥離骨折になってしまい、来月の試合に出れなくなってしまった。
剥離骨折
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 09:37 UTC 版)
骨同士の衝突や摩擦等により生じた骨折を指す。裂離骨折と類似したものもあり同意として捉えられている時もある。
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