本多フロンティア賞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 22:45 UTC 版)
理工学特に金属材料などの無機材料、有機材料及びこれらの複合材料の3分野のいずれかの分野に関する研究を行い、学術面あるいは技術面において画期的な発見又は発明を行った者に対して贈られる記念賞である。 回年受賞者業績1 2004年 飯島澄男 カーボンナノチューブの発見 2 2005年 吉沢克仁 ナノ結晶化による軟磁性材料の開拓 3 2006年 一色実 金属の高純度化プロセスの開発 細野秀雄 ナノ構造を制御・活用した電子活性透明酸化物材料の機能開拓 4 2007年 石田清仁 ミクロ組織設計による先端材料の開発 5 2008年 青木清 耐水素脆化性に優れた非 Pd 系水素透過合金の開発 蔡安邦 準結晶合金の創製と準結晶に関する物質科学の確立 6 2009年 髙木英典 遷移金属酸化物における相関電子科学の発展と機能開拓への展開 宝野和博 金属材料のナノ組織と特性に関する研究 7 2010年 幾原雄一 セラミックス粒界超構造の計測と粒界・転位制御材料の創出 8 2011年 川﨑雅司 酸化物界面の原子レベル制御による新光電子機能の開拓 9 2012年 森博太郎 電子顕微鏡その場観察法による物質極微プロセスの解明 10 2013年 河村能人 長周期積層構造型マグネシウム合金の開発 堀田善治 巨大ひずみ加工による高性能材料の創製 11 2014年 髙橋隆 光電子分光法による量子物質の電子構造と物性発現機構の解明 津崎兼彰 ミクロ組織制御による鉄鋼材料の高性能化 12 2015年 岩佐義宏 電気二重層を利用した高密度2次元電子系の創製と電界制御機能 藤井秀樹 ユビキタス元素を活用した新チタン合金群の開発と市場創出 13 2016年 岡部徹 レアメタルの新製錬・新リサイクル技術の発明と開発 富永淳二 低消費電力型超格子相変化メモリの開発と、そのトポロジカル物性の発見 14 2017年 齊藤英治 スピン流物性科学の開拓 貝沼亮介 マルテンサイト変態の基礎研究および新型形状記憶合金の発明 15 2018年 小池淳一 先端半導体デバイスにおける高信頼性配線材料の開発と自己形成拡散バリア層の発明 田中功 第一原理計算の材料科学への応用と新材料探索 16 2019年 乾晴行 ナノ・メゾ構造を制御した先進構造材料の創製 新田淳作 スピン軌道相互作用を用いたスピントロニクスの開拓 17 2020年 有馬孝尚 磁気対称性に基づく非相反物質機能の開拓 戸田裕之 シンクロトロン放射光CTを利用した3D/4D材料科学の創成
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