積層構造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/15 05:24 UTC 版)
積層構造は必ずしも伸縮構造ではなく、積層構造を持つものの内、層と層が互いにスライドするもの、可動性のあるものが、伸縮を伴う構造を持っている。生物における筋肉がこの伸縮性をもつ積層構造であり、基本的には互い違いに重なり合った2種類の筋肉が、化学物質の働きによって、違う方向に滑ることにより起こる。このような構造は、横方向の伸縮性を利用した座屈の追従性を高めたものとして、積層スライド構造ともいい、免震装置や振動装置として、様々なものが実用化されている。
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