積層構造の機体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 07:04 UTC 版)
機体の胴体、主翼共に紙を積層して作られる。 罫書きの例 胴体の組立て部品1の両側に部品2と3を貼り付ける (1)の両側に部品4と5を貼り付ける (2)の両側に部品6と7を貼り付ける 主翼の組立て部品8の裏側に部品9を貼り付ける 主翼をわずかにかまぼこ型になるように曲げ(キャンバー)を入れる。揚力の向上というよりも、曲げ強度の増加と失速特性の改善の上で意味がある(#航空工学的側面 - 低レイノルズ数の飛行 参照)。ただし、ほぼ一定の速度で飛行するゴム動力の模型飛行機などと異なり、速度の変化が大きい紙飛行機の場合、発射直後の上昇性能を確保して飛行時間を延ばすことを重視するので、抵抗が増えるほどのキャンバーは総合的には滞空時間が短縮する結果となる。 全体の組立て胴体に部品10(水平尾翼)を貼り付ける 胴体に主翼(部品8+9)を貼り付ける
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