最高裁上告中の死刑判決事件被告人一覧とは? わかりやすく解説

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最高裁上告中の死刑判決事件被告人一覧(4人)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 07:38 UTC 版)

日本における死刑囚の一覧 (2010-)」の記事における「最高裁上告中の死刑判決事件被告人一覧(4人)」の解説

事件名被告人名)第一審判決日・裁判所控訴審判決日・裁判所上告審日程事件発生日収監先備考マニラ連続保険金殺人事件 (I) 2017年8月25日甲府地裁死刑 2019年12月17日東京高裁控訴棄却 最高裁上告2014年10月19日2015年8月31日 - 9月1日 東京拘置所 高校の同級生だった男ら4人と共謀し、2件の連続保険金殺人事件起こした主犯とされる2014年10月19日整骨院院長男性共犯の女の夫)の死亡保険金詐取しようと、男性をフィリピン・マニラ市内誘い出し殺害したその後仲違いし共犯者1人ある男に約5000万円海外旅行保険をかけ、2015年8月31日マニラ市内殺害したその後、準主犯格だった男の自供により事件発覚逮捕・起訴された。無罪主張共犯者らは、準主犯格の無期懲役求刑同)、整骨院院長殺害の実行犯を手配した男の懲役15年求刑同)、整骨院院長殺害ほう助した整骨院院長元妻である女の懲役6年求刑懲役7年)の判決確定した本事件殺害され共犯者1人容疑者死亡不起訴処分となった殺害実行犯とされるフィリピン人の男は2017年1月13日フィリピン警察当局逮捕されたが、捜査段階でも山梨県警甲府地検にも存在こそ把握されいたものの、日本の警察フィリピン及ばないことから逮捕されず、日本フィリピンの間には犯罪人引き渡し条約結ばれていないことから、日本刑事裁判を受ける可能性はまずない。2019年3月15日にはフィリピン警察当局マニラ市内在住広島県出身日本人の男を「被告人Iら犯行グループ実行犯の男を紹介した」として殺人容疑逮捕した。 ※姫路監禁殺害事件 (U) 2019年3月15日神戸地裁姫路支部死刑 2021年5月19日大阪高裁控訴棄却 最高裁上告2010年4月6月2011年2月 兵庫県姫路市内で2010年4月に元暴力団組員当時57歳)を監禁させて死なせ傷害致死罪1件・同年6月元広会社社長当時50歳)を拳銃射殺したほか、2011年2月前述とは別の暴力団組員当時37歳)を窒息させて殺害した殺人罪2件などの罪に問われており、神戸地検姫路支部側は「首謀者からの報酬目当て一連の事件犯行及んだ実行犯」と主張している。従属的な関与主張神戸地検姫路支部被告人Uとは別に韓国籍在日韓国人)・パチンコ経営者の男(無罪主張)を主犯格としてこの被告人に対しても「被告人Uらを利用して犯行主導した」と死刑求刑したが、神戸地裁姫路支部2018年11月8日に「3件のうち元社長に対す殺人罪1件は無罪」と判断した上で無期懲役言い渡し検察被告人側の双方控訴。しかし、2021年1月28日大阪高裁和田真裁判長)は原判決支持し双方控訴棄却する判決宣告被告人側が上告した一方検察上告しなかったため、この被告人死刑宣告される可能性はない。死亡した被害者3人のうち、元会社社長57歳組員2人遺体発見されておらず、検察弁護人双方の主張対立したほか、途中で裁判員3人が交代するなどして審理長期化し、初公判 - 判決までの実審理期間無期懲役判決受けた主犯格」が裁判員裁判として過去最長207日・死刑判決受けた被告人Uもそれに次いで2番目の166日と、いずれも異例長期審理となった。 ※福岡県小郡市妻子3人殺事件 (N) 2019年12月13日福岡地裁死刑 2021年9月15日福岡高裁控訴棄却 最高裁上告2017年6月5日 - 6日 福岡県警の元巡査部長事件後に懲戒免職)。福岡県小郡市自宅で、妻と小学4年生長男小学1年生長女絞殺したとして、殺人罪問われている。警察官在職中起こした事件死刑判決受けた異例事件無罪主張したが、福岡地裁被害者3人の死亡推定時刻にNが自宅におり、第三者侵入した形跡見られないことや、妻の首からNのものと見られるDNA型検出されたことなど、複数間接証拠からNを犯人認定弁護人控訴審で、遺体硬直状況などから「死亡推定時刻はNの外出後で第三者殺害され可能性がある」と主張した。 ※川崎老人ホーム連続殺人事件 (I) 2018年3月22日横浜地裁死刑 2022年3月9日東京高裁控訴棄却 最高裁上告2014年11月4日2014年12月9日2014年12月31日 東京拘置所 職員として働いていた川崎市幸区有料老人ホーム入居者3人を相次いで転落死させたとされる入所者の財布盗んだとして、窃盗罪有罪判決受けた後に本事件への関与発覚無罪主張

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