日本関連で議論を呼んだ記事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/26 08:43 UTC 版)
「朝鮮日報」の記事における「日本関連で議論を呼んだ記事」の解説
2012年9月25日付けのコラム「萬物相」で、日本国内で行われている反韓デモにおいて大極旗が「破り踏みにじられた」ことや江戸時代の踏み絵などを取り上げ、「他人を踏み付けて快感を覚える加虐本能が、日本人の遺伝子の中に今なお流れているのだろうか」「日本文化には以前から猟奇的、怪奇的な要素が多い」といった内容が掲載された。 J-CASTニュースは「ネットでは韓国を代表する一流紙の朝鮮日報なのに、三流のゴシップ紙でも書かないような内容だ、と唖然とした空気が広がった」としている。 2013年7月3日、日本を正常化するには、九州・四国・沖縄の2倍に相当する領土を割譲したドイツと同様に日本の領土を献上させるべきだというコラムを執筆し、「朝鮮日報の記者らしい記事」だと賛同の声が集まったという。 2013年7月6日に起きた「アシアナ航空214便着陸失敗事故」において、アシアナ航空の乗務員たちの美談を熱心に伝えているが、ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、パイロットの操縦ミスに関する報道は行っていない。大半の韓国メディアはそういう傾向の報道であり、「墜落機のパイロット、ボーイング777型機の飛行経験はわずか43時間」との報道が一紙(中央日報)で行われただけである。この事故に関しては「(韓国の航空会社において)彼らの飛行経験とは、一般的に自分が客席に座り、飛行機が自動操縦状態にある状態を指す」との証言がでているように韓国のパイロット養成の問題点が指摘されているが、朝鮮日報は論説で「(韓国軍の)FX事業参加業者であるボーイングに、大韓民国国民感情を悪化させないのが良いことだと警告圧迫しなさい」など5つの提言を行って、ボーイング社や国家運輸安全委員会への抗議レベルを一層高めるよう主張している。 2013年8月29日、国際連合事務総長の潘基文の発言に対して、国際連合憲章の中立性規定に違反する可能性が指摘されていた問題で、日本側は日本のみ指摘したものではない、との事務総長側の釈明を受け入れて決着したが、これについて朝鮮日報の李漢洙(イ・ハンス)記者は『盗っ人たけだけしい日本メディア』と日本側を非難した。 2014年7月18日の「大統領を取り囲んだ風聞」(日本語版は8月10日)で、セウォル号沈没事故の当日、朴槿恵大韓民国大統領の居場所が7時間も不明だった事で、誰かと密会していたという噂が流れている、という記事を書いた。これを8月3日に産経新聞が引用した所、加藤達也ソウル支局長に名誉棄損で出頭するよう求められ、駐日本国大韓民国大使館から記事削除の要請があった。8月9日に岸田文雄外務大臣が、ミャンマーで大韓民国の尹炳世外相と会談し、この件で「日韓関係に影響が出るのではないか、報道の自由との関係で心配している」と伝えた。 2015年12月29日、前日の旧日本軍の慰安婦問題をめぐる日韓合意を1面トップで報じた際、岸田文雄外相が尹炳世外相に頭を下げているように見える写真を掲載したが、実際は尹外相の背後の国旗に一礼した瞬間を撮ったものであり、産経新聞は「国旗に一礼するシーンにニュース性はない。韓国側の編集意図は明らかである。事実に反する演出は言論人として厳に慎むべきだ」と批判した。 2019年7月16日、大統領府首席秘書官がFacebookを通じて、朝鮮日報日本語版の見出しについて、「日本で嫌韓感情の高まりをあおる売国的タイトルを選んだ人間は誰か?」と批判。翌17日、大統領府の記者会見では、報道官が朝鮮日報と中央日報を名指し、日本語版サイトの記事で見出しを変えているケースがあることなどを指摘した。一部では、朝鮮日報に対する不買運動や、青瓦台へ朝鮮日報の廃刊を求める国民請願も起きている。
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