駐日本国大韓民国大使館とは? わかりやすく解説

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駐日本国大韓民国大使館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/04 06:13 UTC 版)

駐日本国大韓民国大使館
주일본 대한민국 대사관
駐日本国大韓民国大使館(2023年1月2日)
所在地 日本 東京都
住所 東京都港区南麻布一丁目2-5
座標 北緯35度39分6.9秒 東経139度43分58.2秒 / 北緯35.651917度 東経139.732833度 / 35.651917; 139.732833座標: 北緯35度39分6.9秒 東経139度43分58.2秒 / 北緯35.651917度 東経139.732833度 / 35.651917; 139.732833
開設 1965年
大使 朴喆煕
ウェブサイト overseas.mofa.go.kr/jp-ja/index.do

駐日本国大韓民国大使館(ちゅうにほんこく だいかんみんこくたいしかん、: 주일본 대한민국 대사관: Embassy of the Republic of Korea in Japan)は、大韓民国日本国に設置している大使館である。

概要

駐日本国大韓民国大使館(1960年代)

大韓民国は1948年8月15日に独立国家として建国を宣言した後、1949年1月14日、東京都中央区銀座4丁目の服部時計店ビル(和光ビルディング)を間借りする形で駐日大韓民国代表部を設置した[1]

その後、サンフランシスコ講和条約発効により、駐日大韓民国代表部は服部時計店ビルを立ち退くこととなり、移転先を探していたところ、戦前は明治元勲たる松方正義一族の邸宅であり、戦後は駐日デンマーク公使の公邸であった東京都港区南麻布の土地を見つけ、在日大韓民国人であった大阪府の阪本紡績社長の徐甲虎などの尽力により物件を入手し、駐日大韓民国代表部を移転させた[1]

1965年に日本国と大韓民国との間の基本関係に関する条約が締結され、その年の12月18日に発効して日本国と大韓民国の外交関係が樹立されたことを受けて直ちに駐日大韓民国代表部は『駐日本国大韓民国大使館』に昇格し、本格的に外交業務を開始して現在に至っている[2]

駐日本国大韓民国特命全権大使

1965年の大使館設置の際に初代特命全権大使に指名されたのは、駐日大韓民国代表部首席代表を務めていた金東祚であった[3]。以後、2024年に至るまで27人の特命全権大使が駐在している。

2024年8月9日より、朴喆煕が特命全権大使を務めている[4]

施設概要

この地は、明治から昭和初期にかけ松方正義(第4代・第6代内閣総理大臣)一族の邸宅が在り、第二次世界大戦終了後には駐日デンマーク公使の公邸が設置されていたと伝わる[1]
なおこの他、文化発信拠点として韓国文化院新宿区四谷に設置している。

脚注

  1. ^ a b c 柳町功戦後日韓関係の形成とその経済的側面 : 担い手たちの行動を中心に」『經濟學研究』第71巻第1号、九州大学経済学会、2004年11月、51-72頁、CRID 1390290699812551168doi:10.15017/3763hdl:2324/3763ISSN 0022975X 
  2. ^ 略史 駐日本国大韓民国大使館公式サイト
  3. ^ 雑誌『全貌』 昭和41年1月号 小汀利得・連載対談第106回
  4. ^ 「後戻りしない韓日関係構築する」 韓国の新駐日大使が着任、国交正常化60年控え意気込み”. 産経新聞 (2024年8月9日). 2024年11月6日閲覧。

外部リンク


駐日本国大韓民国大使館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 15:57 UTC 版)

駐日大韓民国大使」の記事における「駐日本国大韓民国大使館」の解説

現在、大韓民国東京都港区南麻布に駐日本国大韓民国大使館を設置している。また、東京都新宿区四谷には韓国文化院を設置している。 総領事館日本国内に以下の9か所設置されている(括弧内は設置年月日)。 駐大阪総領事館(1964.12.18)、駐福岡総領事館(1966.1.21)、駐横浜総領事館朝鮮語版)(1966.5.27)、駐名古屋総領事館朝鮮語版)(1966.5.31)、駐札幌総領事館(1966.6. 9)、駐仙台総領事館朝鮮語版)(1966.6.24)、駐新潟総領事館朝鮮語版)(1978.4.28)、駐広島総領事館朝鮮語版)(1997.1. 6)、駐神戸総領事館朝鮮語版)(2001. 7. 2)

※この「駐日本国大韓民国大使館」の解説は、「駐日大韓民国大使」の解説の一部です。
「駐日本国大韓民国大使館」を含む「駐日大韓民国大使」の記事については、「駐日大韓民国大使」の概要を参照ください。

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