日本の神話学
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日本の神話学とは、日本神話の研究を行う学問の一領域である。本項では、神話学等による日本の神話の研究について概説する。
注釈
- ^ 中世に編纂された『日諱貴本紀』には両性具有神、『中世日本紀』では男性神として描写される。
- ^ 「琉球の神話」は伊波普猷が明治37年(1904年)に『史学界』に発表した後、明治37年(1904年)に『古琉球』へ所載された。『古琉球』の第4版を出すに当たり昭和17年(1942年)改稿。『伊波普猷全集 第1巻』1974年に所収。
- ^ Roland B. Dixon
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l m 高木敏雄「日本神話学の歴史的概観」『日本神話伝説の研究』(平凡社東洋文庫、全二巻)
- ^ 『徂徠文集』『近世儒家文集集成3』(ぺりかん社、平石直昭編集)
- ^ 上島享「中世王権の創出とその正統性」『日本中世社会の形成と王権』
- ^ a b c d 大林太良「解説」高木敏雄『日本神話伝説の研究』(平凡社東洋文庫、全二巻)
- ^ 山折哲雄『日本人の霊魂観:鎮魂と禁欲の精神史』 河出書房新社 1994年 ISBN 4309241492 序章
- ^ 松村一男「神話・イメージ・言語(シンポジウム イメージと言語)」『東西南北』第2001号、和光大学総合文化研究所、2001年3月、20-26頁、CRID 1571980077605050240、2023年5月24日閲覧。
- ^ 松村一男. “新しい神話研究の可能性”. 和光大学総合文化研究所. 2012年1月4日閲覧。[リンク切れ]
- ^ a b 「記紀の神話と南西諸島の伝承 六、結論」より。「記紀の神話と南西諸島の伝承」は『日本神話』1970年に所収。
- ^ 「日本神話と琉球神話」『日本神話と琉球』1977年。
- ^ 「琉球の宗教儀礼と日本神話」『日本神話と琉球』1977年。
- ^ 『日本神話の研究』の「我が国天地開闢神話にたいする一管見」より。『日本神話の研究』1971年
- ^ a b 伊藤幹治「日本神話と琉球神話」講座日本の神話編集部 『日本神話と琉球』 有精堂〈講座日本の神話〉、1977年所収。
- ^ 大林太良「神話学入門」中公新書
- ^ 世界神話事典 p33、大林
- ^ 世界神話事典 p154-155、吉田
- ^ 世界神話事典 p151-152、吉田
- ^ みすず書房 (1974)
- ^ 弘文堂 (1974)
- ^ 講談社現代新書 (1976)、講談社学術文庫(2007)
- ^ みすず書房 (1979.1)
- ^ 朝日出版社 (1980.8、新装1987.6)
- ^ 青土社 (1996年) - 古川のり子と共著
- ^ a b c 『ヤマトタケルと大国主』.
- 1 日本の神話学とは
- 2 日本の神話学の概要
- 3 脚注
- 4 関連項目
日本の神話学
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詳細は「日本の神話学」および「日本神話」を参照 日本では、比較神話学の観点から、高木敏雄(1876-1922)が昭和18年に『日本神話伝説の研究』(平凡社東洋文庫、全二巻)にまとめられた研究をすすめた。高木は柳田國男や折口信夫らとも交流があり、柳田・折口らによる民俗学においても日本神話の研究が展開した。日本の神話学においてはほかに松村武雄、松本信広、三品彰英らの研究がある。 戦後の代表的な研究者には、大林太良、吉田敦彦、松村一男らがいる。
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