古史通とは? わかりやすく解説

こしつう【古史通】

読み方:こしつう

江戸中期史論書。4巻新井白石著。享保元年(1716)成立旧事紀(くじき)・古事記・日本書紀などを比較検討して神武天皇までの神代史を再構成ようとしたもの。


こしつう 【古史通】

新井白石著。四巻『古事記』『日本書紀』旧事紀』などによって日本の神代から神武天皇までの大略を通考したもの一七一六享保一)年成る。

古史通

読み方:コシツウ(koshitsuu)

分野 歴史書

年代 江戸中期

作者 新井白石


古史通

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/25 02:02 UTC 版)

古史通』(こしつう)は、新井白石が著した古代史解釈の書。1716年享保元年)成立。古代の神々を人として、歴史的立場から資料を精査しながら、合理的に事実を捉えようとする姿勢がみられる[1]


  1. ^ 小林秀雄本居宣長』下巻、新潮社、9-12頁
  2. ^ a b 新井(1906)、225頁。
  3. ^ 新井(1906)、219頁から引用する。ただし原文にない句点を追記した。
    カミ とはヒト 也。我國の俗凡其尊ぶ所の人を稱して加美といふ。古今の語相同じ。これ尊尚の義と聞えたり。今字を假用カリモチ ふるに至りてカミ としるしカミ としるす等のワカレ は出來れり。 — 新井白石、新井(1906)、219頁。


「古史通」の続きの解説一覧



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「古史通」の関連用語

古史通のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



古史通のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
中経出版中経出版
Copyright (C) 2024 Chukei Publishing Company. All Rights Reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの古史通 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS