損害系カード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 03:44 UTC 版)
取得した本人に不利益な効果が生じる。一部を除いてほとんどが、使用・売却・破棄が不可能。「カード交換カード」で相手と交換したり、「シュレッダーカード」で粉々にしたり、後述の「ウイルスカード」や貧乏神の悪行などを逆利用して処分することや、「カードバンク駅」に預けて被害を食い止めることは可能。 デビル系カード しばらくの間、ターンが終了した時に持ち金が減る。「おはらいカード」の使用、近年の作品では伊勢や出雲への到着、『II』では「闇のバイヤー」に有料で引き取ってもらったり、『15』 - 『タッグマッチ』、『2017』『令和』、携帯版『KINKI』での近江八幡の製薬会社の購入による「デビキラー」開発、人間プレイヤーの絶好調時に該当カードを引くなど、デビル系カードのみに対応した処分方法が数多くある。1種類2枚以上持てるのは『7』以降。リトルデビルカード - 下級種。ほとんどの作品の通常モードでは1年目に奪われる金額は100万円。少額なので被害は少ない。 デビルカード - 中級種。ほとんどの作品の通常モードでは1年目に奪われる金額は1000万円。数枚集まると被害額はかなり大きい。 キングデビルカード - 上級種。『II』以降登場。被害額は1枚でも相当大きい。 ラストデビルカード - 最上種。『2010』『タッグマッチ』『2017』に登場。キングデビルカードの数倍の被害が出る上、他のデビル系カードに適応できる処分方法が通用しないばかりか、それ以外の種類の損害系カードよりも処分方法が少ない。 ウイルスカード コンピューターウイルスが侵入し手持ちのカードを食べてしまう。すべてのカードを食べ尽くすまで消えない(初期の作品は食べつくした次のターンにならないと消えないが、最初から1枚もない場合はどの作品でも即消滅する)。『7』以降は進行系・便利系どちらかに入り込み、入った側のカードだけが食べられるが、「ワクチンカード」で予防・除去できる。『15』『16』では、渋谷のIT企業を所有して「ワクチンプログラム」が開発された場合も即除去できる。 物件処分系カード 手持ち物件を無料で処分するまで消えない。リストラカード - 自主的に使用して1件選択して処分する(農林物件は対象外)。 規模縮小カード - 入手と同時に提示された1件を処分させられる。キャンセルは1回のみ。 減反政策カード - 入手と同時にサイコロの出目分の農林物件を選択して処分する。 BGMは、『7』以降借金を背負ったときや、凶作と同じ「泣き落としのバラード」。リストラカード以外は、後に色マスに止まると一定確率で発動するイベントに変更された。 幸福な王子カード 童話『幸福な王子』にちなみ、入手直後に自分のカードを1枚他人にプレゼントさせられる。損害系カードは選択不可。『16』以降では色マスに止まると一定確率で発動するイベントに変更された。 下方修正カード 拾うとすぐに発動し、プレイヤーの物件1つをランダムで選んで収益率を下げてしまう。 爆発系カード 持っていると数ターン後に大爆発を起こし、高額の損害が出る。自発的な処分が可能。とりかえしカード - 処分方法は売却。爆発すると「取り返しのつかない」高額の損害が出る。 時限爆弾カード - 処分方法は使用して他人への譲渡。爆発すると他のカードも焼失する。『令和』では、北浜のあったらいいな製薬の購入後に「ボムシュレッダー」が開発されたあとは即除去が可能。 みな爆弾カード - 入手すると、自分を含むプレイヤー全員に「時限爆弾カード」が配られる。 (物件駅)に行け!カード 入手したその場でルーレットを回して行き先を決め、その物件駅まで行かないと消えない(候補は漢字2文字の駅限定)。ただしこれを指定駅に持っていくと、一定確率で良いカードがもらえることもある。 ゾンビカード しばらくの間、ターンが終了した時に持ち金が半分に減る(持ち金が1000万円未満の場合は変化しない)。『16』では「ゾンビボンビー」、『WORLD(DS)』では「デビルボンビー」の悪行によって手に入る。 64カード / 128カード / 999カード 書かれた数字の分だけ移動するまで消えない(移動したマス数だけ数字が減る)。ただしぶっ飛びやワープではカウントされない。 赤マスカード 赤マスに停まるまで消えない(ボンビラス駅は対象外)うえ、1年以内に処分しないと「とりかえしカード」に変わる。 −(1 - 30)億円カード 1年以内に指定金額を払わないと10倍の金額を強制的に取られる。「ロシアンボンビー」の悪行でのみ手に入る。 貧乏神カード 貧乏神がついた状態でターンを終えないと消えない(その月は貧乏神の悪行を受けない)。キングボンビーなどには無効。
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