対馬ファミリー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 03:37 UTC 版)
作中では下記の2名と対馬レオ、蟹沢きぬの4名で対馬ファミリーと呼ばれる幼馴染グループを形成している。4名の関係が続くエンディングも存在する。 メンバー全員の家庭環境は良くない(レオは両親不在、きぬは両親と兄から放置、スバルは家庭崩壊と父との不仲、新一は日常的な姉からの苛烈ないじめとそれを止められない両親)彼らが、家族と同じような安らぎを得る為に無意識に作ったコミュニティ。 基本的に騒動やギャグは新一ときぬが原因であり、それをレオとスバルで突っ込んだり後始末をすることが多い。 鮫氷 新一(さめすが しんいち) 声:間寺司 誕生日:11月11日 レオの幼馴染。自らは「シャーク」と称しているが、周囲は「フカヒレ」と呼ぶ。眼鏡キャラクター。本作のギャグシーンはほとんど彼が絡んでいる。きぬに並ぶほどの成績不振者で、成績最下層のクラスメートは彼を基準に競争しあっている。 生粋のオタクかつエロゲーマーで、周囲から相手にされなかったり、冷たくされたりするとしばしばゲームに逃避する。好みの女性は、幼女からお姉さんまで幅広い。目測でバストサイズを計測出来たり、エロゲーに登場する女の子のスリーサイズを覚えていたりと無駄なところで才能が発揮される。姉にいじめられた過去の経験から、女の子にきつく当たられるとトラウマが発症する。当然女性の嗜好に「姉萌え」はないとのこと。たまに悪巧みを企てるがほとんど失敗する。 走るのには少し自信があり、逃げ足だけは速い。ギターが得意(路上でやっても恥かかないレベル)だが、小心者のために演奏はレオ達の前で時折行う程度。容姿は周りから「ブサイクの部類に入る」、「猿顔」、「おげちゃ」と評されている。しかしきぬからは「黙ってればそれほど(ブサイク)でもない」とも言われている。己の欲望をダイレクトに口にしてしまう癖があり、その内容の下劣さから女性からの評価は最低に近い。 器としては優秀らしく、祈先生に色々と憑依させられている。 ギャグパートにおける活躍が目立ち、周囲から弄られキャラとして愛されている(いたぶられている)。対馬ファミリーの中ではメンバーの心情をよく観察できている人間であり、彼の助言やフォローが物語で重要な役割を持つ事も多い。また、音楽活動全般は得意分野であり研究熱心でもある。 伊達 スバル(だて スバル) 声:柵間拓哉(つよきす・みにきす)、藤景吾(2学期・3学期) 誕生日:9月13日 きぬや新一と同じくレオの幼馴染み。陸上部。レオ達とは同級生だが大人っぽくクールな性格で、兄貴分兼保護者のような立場でレオ達の世話をさりげなく焼いている。クールに事なかれ主義を装いながらも、非常に仲間思い。また、なごみほどではないものの、料理が得意。 大人びた雰囲気や見た目の良さに加え、運動も得意としていることから、女子に人気があるが、基本的に媚びず群れずの孤高の性分で、ごく少数の親しい仲間を除いて周囲とは距離を置いている。一方で男子からは不良時見た見た目や周囲を寄せ付けない雰囲気から敬遠されており、レオ達以外に親しい友人と呼べるものはいない。幼馴染のレオとは特に仲が良く、ことあるごとに肉体関係を匂わせる冗談を言っている。 喧嘩がかなり強く、体育武道祭の格闘トーナメントでは拳法部の洋平と並び優勝候補と目されている。成績はきぬや新一と同様に悪いが、陸上部のホープとして期待されているため、大目に見られている。母親不在から母子相姦とブルマが好き(ブルマは単なる趣味)。 乙女が来る前、レオの食事の世話と朝に起こすことは彼の役目だった。気心の知れた仲間が集まるレオの部屋を「聖域」と考えており、表立って口には出さないが、対馬家へ乙女がやってきたことをあまり快く思っていない(ルートによっては乙女と喧嘩一歩手前になるほど)。 父親はかつてオリンピック選考に残るほどの陸上選手だが、挫折により酒びたり女漬けの自堕落な生活を送っており妻は愛想を尽かして出て行く等、家庭環境は崩壊している。また、スバルは父に憎悪すら抱いている。同様の理由から、高校生でありながら深夜「寂しいお姉さん達」相手の夜のアルバイト活動に精を出したりしている。
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