対応スカパープレミアムサービスチューナー品番一覧(2012年3月現在)
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「ビエラリンク」の記事における「対応スカパープレミアムサービスチューナー品番一覧(2012年3月現在)」の解説
スカパー!サイトのみで販売及びレンタル。全機種光デジタル音声出力端子搭載。 スカパーは地上・BSデジタルと異なりほぼ全てのチャンネルが有料である。このため契約者のみが視聴出来るようスカパーHDアンテナ線は(アンテナ・チューナー相互間が1対1の関係になる)単独配線を原則とし、分配器を用いて1本のスカパーHDアンテナ線を他のスカパーHDチューナーへ分配する行為は禁止されている(スカパーe2とBSスカパーはBSデジタルと同じアンテナで受信し、伝送帯は相互干渉が起きないよう2150MHz以上の広帯域が確保されているので分配禁止の対象外)。さらにスカパー用衛星アンテナのコンバータ部は(2個の衛星から送信される水平・垂直両偏波を受信出来るよう)BS・110度CS用衛星アンテナとは全く異なる内部構造なので、スカパーとBS・110度CSデジタル両衛星アンテナに互換性は無い。加えて(右旋円偏波を採用しているBS・110度CSデジタルとは異なり)スカパーHDには水平・垂直両偏波が混在し伝送帯域もBS・110度CSデジタルと同じのため、スカパーと地上・BS・110度CSデジタルの混合伝送は不可(複数の部屋でスカパーHDを視聴したい場合はマルチ衛星アンテナを用いてアンテナ線をメインチューナーとは別に新規配線し、さらにスカパーHD用チューナーをもう1台用意してチューナー毎に新規契約する形となる。但し一組のスカパー衛星アンテナで最大分配可能なチューナー台数は2台まで。3台以上の場合はスカパー用衛星アンテナがもう一組必要)。なおスカパー用共同受信設備は(従来型スカパーSDより伝送帯域が大幅に広い)スカパーHD周波数帯域には非対応のため、スカパーHDを視聴したい場合はアンテナ線を単独配線する事になる(スカパーHD用アンテナ線は2150MHz以上の広帯域伝送に対応した高性能型を推奨)。さらにスカパーHD・スカパーSD・BSスカパー・スカパーe2は同じ「スカパー」でも各々の放送内容・チャンネル数が一部異なる。 スカパープレミアムチューナーとスカパー用衛星アンテナは、スカパーサイトから個別に購入することも出来、自分で取り付ける事も可能。 以前のスカパーSD契約からHD契約に切り替えてチューナーのみを(以前のスカパーSDから)スカパーHDに入れ替える場合、アンテナは以前のスカパーSDチューナーセットに付属されていたモデルをそのまま流用可能(シングルチューナーモデル購入時に限る。Wチューナーモデル購入の場合はアンテナをマルチ衛星型に付け替える必要あり)。 「スカパープレミアムサービス録画」に対応したディーガ2010年以降モデルとLAN接続すれば、スカパーHDをハイビジョン画質(放送そのままの高画質)で録画可能(無線LANでは電波が途切れきちんと録画されない場合があるので有線LAN接続を推奨。ディーガ・スカパーHDチューナー相互間のLANケーブルはルーター経由なら「ストレート」、ルーターを介さず直接繋ぐ場合は「クロス」を各々用いる)。2009年以前モデルと組み合わせる場合は従来のスカパーSDチューナー同様アナログ接続となり、チューナーからディーガへの映像伝送はコンポジット端子接続により行う(録画も標準画質)。 2011年以降製造のビエラと組み合わせた場合、スカパープレミアムチューナー側の初期設定でビエラリンクを「入」にし、さらに「ビエラリモコンで操作」を「入」にすればビエラリモコンでスカパーHDチューナーを操作可能(2010年以前ビエラとHDMI接続してもビエラリンク自体は動作するが、そちらのリモコンによるスカパーHDチューナー操作は不可)。 全機種の取扱説明書はスカパーサイト内で閲覧及びダウンロード可能(生産終了モデルは2000年以降製造機種を一部掲載)。なお従来型スカパーSDチューナーの製造・販売・レンタルは2010年までに全て終了した。 2011年モデル ・全機種3D映像出力対応(3DビエラとHDMI接続した場合のみ)。 TZ-WP320P スカパープレミアムチューナーでは初となるWチューナー搭載&2番組同時録画モデルで(「Wチューナーモード」に設定した場合のみ)、LAN接続したスカパーHD録画対応ディーガへのダビングも可能(但しUSB-HDD接続には非対応)。本機内蔵HDDは320GB。なおアンテナ入力端子は通常の(地上・BS・110度CS用)デジタルチューナーとは異なり2系統装備。初期設定でチューナーモードを「シングル」と「ダブル」に切り替え可能で、「ダブル」モードにした場合はスカパー用コンバータ出力を2系統搭載した専用衛星アンテナと2本のアンテナ線が必要となる(1本のアンテナ線を分配器を用いて分ける事は不可。「シングル」モードの場合はスカパー用アンテナ線を必ず「アンテナ入力1」端子に接続)。 アナログAV出力は2系統装備しているのでアナログTV受像機とアナログ録画機への同時接続が可能。さらにD出力端子とIrシステム端子も搭載(但しS出力は非搭載)。また「シングルチューナー」モードの場合、スカパー&BS・110度CS用マルチ衛星アンテナの空いているスカパーコンバータ出力端子にはもう1台のシングルチューナー式スカパーHDチューナーを接続可能(但しこの場合の加入契約はNHK受信料のような世帯毎ではなく、チューナー毎に個別に行う。)。 本機はスカパープレミアムチューナーで初の「お部屋ジャンプリンク」を搭載。別の部屋のディーガで録画した番組を本機で視聴したり、本機HDDで録画した番組を別の部屋のディーガで視聴可能。但しスカパーHD放送を別の部屋のクライアント機器(ディーガ・ポータブルビエラ・ビエラワンセグ)へ転送する事は出来ず、さらに無線LANにも非対応(有線LANのみで接続可)。 TZ-HR400P スカパープレミアムチューナーの普及モデルでシングルチューナー。USB-HDD録画対応(市販のUSBハブを用いれば最大4台まで接続・登録可。但し本機自体はHDD非搭載)。付属の専用スタンドを用いれば縦置きも可能なコンパクトサイズ。マスプロ電工製スカパープレミアムチューナー「CDT700HD」は本製品のOEMである。 なお映像出力端子はコンポジットとHDMIのみで、D出力・S出力・Irシステムは非搭載。さらにアナログAV出力は1系統のみのため、アナログTV受像機とアナログ録画機への同時接続は不可(薄型TVにHDMI接続し、ディーガ2009年以前モデルにアナログ接続する方法は可能)。お部屋ジャンプリンクや無線LANは非対応。
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